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発熱外来の公表

2022年02月16日  

広島や東京は 感染者の数は減ってきております。
広島県では、マンボウの延長申請も しなくていいかな、とは思います。
でも
それが、「用心しなくてよい」という意味ではない、用心は続けねばならない、ということを
マスコミは正しく報道してもらいたいです。

 

さて、発熱外来の公表について。

コロナ発熱外来公表、広島県3割 施設側、殺到・風評恐れ低迷か
中国新聞 2022/2/11
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=832559&comment_sub_id=0&category_id=112

この報道を受けて、の ことかどうかは知りませんが。
県/県医師会から 公表するよう 要請がありました。
当方は 呼吸器感染症の専門家です。
新型コロナの検査も、感染者の治療・往診も、ワクチンも、先陣を切って走っています。
今回の要請を受け、当院も、公開に同意することとしました。
(感染症について。
当方は 開業するまでは 広島県の結核審査会の委員でした。
また、新型インフルエンザの委員でもありました。新型インフルエンザ患者対応訓練を 県内で一番早く実施したのが 当方です。)

 

発熱外来公表で一番問題なのは、電話が殺到して、「仕事にならない」状況になること、なんです。
「仕事せーよ!」 と言われたら 我々は 仕事は誰にも負けずにやります。
言われんでも します。
しかし
電話が殺到したら、「仕事どころではなくなる」んですよ。
このあたりは 県の認識、および記者の認識が だいぶ甘い。

県には、「電話が殺到しない仕組み」を 作ってもらいたいものです。
記者さんも、そのあたり 他県ではどうなっているのか、
広島県では どのように対応するつもりなのか、
そこを調べて 取材してもらいたいです。
「公表せよ公開せよ」、では あとが地獄になるんです。

 

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広島の酒米作付け35%増 2022年度見込み、在庫整理進む【コロナ危機 苦境を越える】
中国新聞 2022/2/9
https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=831907&comment_sub_id=0&category_id=113
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“発熱外来の公表” への2件のフィードバック

  1. やんじ より:

    こんにちは。
    コロナ禍ではお医者さんは大変ですね。
    発熱外来の公表ですが、私はかかりつけ医に連絡して医師会かかかりつけ医から近くの病院を教えて貰うのが良いと思ってます。
    そうでないと、診察に行く為で無く、相談窓口になると個人病院では対応できなくなりますから。
    まん延措置は、確かにピークアウトしているようですが、まだ数百人で前回の10倍の感染者がいます。数字が大きくなり勘違いされているのではと思います。
    オミクロンは高齢者キラーとなって多くの死者を出してます。若者でないからそこはあまり重要視されず経済優先となるのは如何なものかと思います。
    また、関西より早く解除されたら、前回の第五波の火付け役となった、関西からわざわざ広島の夜の街へ遊びに来たら、再拡大すると思います。
    まん延措置は延長しても、飲食店への規制を緩めたら良いと思ってます。

    • origuchi より:

      やんじさま
      コメントありがとうございます。

      飲食店への自粛は ゆるめましたね。感染防止対応している認証店は酒類を出してもいい、ほか。
      こうした規制緩和で いいのでしょう。
      多くの店が営業を再開しておりますね。

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