本日のお勉強は悪性高血圧
福井、今シーズンはよくやりました。
来季は10勝以上、できれば12勝以上で、
勝ちが負け数を上回ることを期待しましょう。
タクシーの運転手さんと話をしたのですが
次の監督候補は誰がいいだろうか?
大野はいずれ監督をやる最有力候補として意見は一致。
ほかに私が考えるのは
実績を残した選手では北別府、小早川、池谷、いずれは佐々岡。
2軍監督を辞めたばかりで可能性は今は低いが山崎。
理論派で知られる高。
意外に正田あたりもいいかも。
山崎、高、正田であれば猛練習を復活してくれそうです。
名監督というのは名選手だったとは限らないのでむずかしいですね、
それぞれ一度はやらせてみたいです。
昨日の講演会には
息子の予備の腕時計を持って行き、無事終了。
本日の講演会は朝早いので、いまから出発です。
帰ってきたら腕時計を修理に出しに行きましょう。
電波時計で、デジタル部分の時刻表示は合っているのですが
針表示が数時間ずれているのです。
本日のお勉強は高血圧、とくに悪性高血圧について。
御手洗 脇坂屋さんの清見ジュースとバニラアイス
清見のジュースが飲めるなんて、珍しいです。おいしい。
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
本日のお勉強
初診より23ヶ月の経過で臓器障害が進行した悪性高血圧の1例
広島医学 2011年9月号
広島鉄道病院循環器内科 大成 裕亮 先生ほか
要点
40歳台、女性。
血圧202/92で治療が開始となり、150-170/80-100となったが
その後の治療は自己中止された。
約2年後に動悸、食欲低下、視力低下が生じた。
心臓では左室壁運動の低下と軽度の心嚢水を認めた。
腎臓では腎機能の低下を認めた。
眼底では高度の高血圧性変化と乳頭浮腫を認めた。
脳には新鮮なラクナ梗塞を認めた。
悪性高血圧というのは、高血圧による合併症が急速に進行する
高血圧の最重症型である。
どのような高血圧が悪性高血圧に進行するのか、は不明であるが、
内服治療を自己中止された場合があること、
比較的若年に多いこと(平均年齢40歳)が指摘されている。
***
血圧が高い、と聞くと
すぐに減塩(塩分を控えめに)を思い浮かべる人も多いでしょう。
確かにその通りではあるのですが、
高血圧は何のために治療するのか、ということを
最初にしっかり確認することが必要です。
血圧が高いと、脳梗塞・脳出血など
とりかえしのつかない臓器障害が生じるリスクが高まるのです。
それを防ぐために血圧を下げるのです。
血圧が少々高くても、別に痛くもかゆくもありません。
自覚症状を軽くするために治療するのではないのだ、
ということを最初にしっかり認識しておかねばなりません。
しっかり認識していれば
治療を自分の判断で中断する、
ということはおこらないはずなのです。
なお、若い人の高血圧の場合、
何か原因があっての高血圧(二次性高血圧)のことがあります。
その場合には減塩だけでは血圧コントロールはうまくいきません。
一度は循環器内科で精密検査を受けることをおすすめしています。
当院では今月だけで2名の若者を
高血圧の精密検査目的で大病院に紹介しています。
高血圧は放置しては絶対にいけませんよ。
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