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素手でトイレ掃除 はダメ

2018年03月8日  

今朝は雨で、少し暖かいです。
雨だからですかね。
昼の気温があがってくれるでしょうか。

往診・訪問診療で市内を走り回っておりますと、
市内のあちこちで見ごろの桜があります。
刑務所の南側にある公園の桜は、花見できるくらい いいですよ。
木は小さいのですけども。
今年も桜を見ることができて、幸せなことです。

さて、気になる記事。

ホッピー、社員研修で素手のトイレ掃除~厚労省はノロウイルス感染を懸念
Net IB News 2018年3月6日
http://www.data-max.co.jp/300306_dm1777_p/

もうひとつ。

炎上の「素手でトイレ掃除研修」では絶対に磨けぬホンモノの人材
MAG2news 2018年3月7日
http://www.mag2.com/p/news/352067

地域のニュースのなかでも
公衆トイレなどを素手で磨かせた、
なんていうニュースが流れて
「美談」扱いだったりします。
とんでもないことだ、と思っております。

医療関係者にとって
「不潔」・「清潔」の概念はとても重要で、基本的なものです。
この場合の清潔・不潔というのは一般の人の概念とは少し違っていたりします。
そこまで本格的な概念でなくても
一般生活にて バッチイ、キタナイ、と思うことがありますよね。
その区別をしっかり持つことが大切だと思うのです。
便、尿、嘔吐物、タン、ツバ、血液などは バッチイものの代表です。
キタナイ、触りたくない、と思いますよね。
それが正しい。
そう思うのは本能的なものではないかな、とも思います。

こうしたもののなかにはウィルスや細菌など、
「自分の体にとって有害なものが含まれている」
可能性があると考えられます。
もし素手でさわっていて、手指に傷があったりして傷から何かが侵入してきたら
当然 その病気にかかってしまうことになります。

バッチイものをバッチイと認識すること、
その処理にはゴム手袋(できれば使い捨て手袋)を使用すること、
を指導することが 正しい姿勢です。

指導する側がその認識を持っていない、とするならば
「無知である」と断罪されるべきでしょう。
知っていてやらせた、となると
「パワハラ」である、と言えるでしょう。

今回の記事で、
厚生労働省は「ノロ」を懸念、という報道でしたが
問題はノロだけではありません。
わかりやすい例で出しただけでしょう。
医療関係者は、「トイレを素手」なんて ありえない!
と みんな思っておりますですよ。

福屋八丁堀店の京都展にて
七條甘春堂 うぐいす餅
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★インフルエンザ情報
新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

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