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脊柱管狭窄症にハリ治療は有効か?

2010年05月25日  

私の父親が、しばらくの間 腰痛に悩まされていました。
整形外科受診し、腰部脊柱管狭窄症と診断されていました。
MRI画像は見せてもらっていないのですけれども。
で、
理学療法をいくらやっても良くならない、ということで
ハリ治療を受けに行ったら
1ヶ月ですっかり治った、と。

治ったの?
手術したり長引く人も多い病気なのに、それは良かった良かった。
というわけで、
ちょうど特集号に出ていたので、勉強してみました。

本日のお勉強
特集:さまざまな腰痛の診断と治療
腰部脊柱管狭窄症による腰痛の特徴と治療法
日本医師会雑誌2010年4月号
岩手医科大学整形外科学 嶋村 正 先生
要点
腰椎部の加齢変性により脊柱管は狭小化する。
重度の狭窄状態に至り、脊柱管内の神経根の絞扼症状を発現する事態になったものが本症である。
(=基本的には加齢現象である=)
腰痛は慢性で軽度。背屈(腰反り)時に増悪し前屈時に軽減する。
間欠跛行(休み休み歩行)が代表的な症状である。
治療は
姿勢・動作(腰反り注意)、手押し車使用するなどの生活指導。
薬物治療はプロスタグランディンE1製剤を中心としてビタミンB12、鎮痛薬など。
高齢者ではコルセットは実用性に難あり。
理学療法、運動療法の有用性は乏しい。
神経ブロックがおこなわれることもある。
安静時での症状残存、陰部症状の出現、下肢筋力低下のある場合は
QOL改善目的で手術が行われる。

この論文、特集号には、
ハリ治療については
一言も書かれていませんでした。
エビデンスがないのでしょうかね。
うーん、よくわからない・・・。

まあ、なんにせよ、腰痛が治った、というので
めでたしめでたし、です。
ちなみに
同じ病名、同じ症状の父の友人が
同じところでハリ治療を受けたのだそうですが、
その友人には全く効果なかったそうです。

結論
ハリ治療が効くかどうか、は よくわからない。(書いてない)
しかし効く人もいるかもしれない。
少なくとも私には断定的なことは言えそうにはありません。

福屋 八丁堀本店レストラン街
美味彩膳 の うな丼。
子どもが帰省したときに、
何か普段食べてないものを食べに行こうか、
ということでリクエストは うなぎ。
確かに一人暮らしでは うなぎを食べることはないでしょうねえ。
ホカ弁やコンビニにもうなぎ弁当はあるけれど
高いので学生は買えませんよね。
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