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脳卒中後の自宅退院

2014年07月31日  

緩和ケア薬剤師です。
この日曜日、広大附属高等学校の合唱班定期演奏会のステージに立ちます。
ぜひお越しください。

8月3日(日)15-17時
会場:広大附属高校 講堂(正面玄関はいってすぐ)
2014年定期演奏会  
Ⅰ 「イギリス世俗曲集」より4曲
Ⅱ 季節にちなんだ合唱曲(仮題)5曲
  Ⅲ OBステージ  『落葉松』全4曲
 Ⅳ 合同ステージ 『地球ばんざい』全4曲




さて、
今週の研修会・勉強会の3日目。
昨夜は広島脳卒中地域連携の会に参加してきました。
脳卒中も、急性期基幹病院、回復期病院、
そして生活期医院(在宅や施設含む)などが連携し
連携パスを用いての診療がスタートしています。

急性期病院の平均入院日数は約30日。
回復期病院の入院日数は100-150日程度です。
急性期病院で初期集中治療をおこない、
回復期病院でリハビリをおこなって、
それから家に帰る、という役割分担です。

医療機関は役割分担をおこなっていることを御理解ください。
患者さんも御家族も、一日でも長く病院に入院を続けさせてほしい、
と思われることもあるでしょうが、
次の患者のためにベッドを空ける必要があるのです。

回復期病院を退院した後、どこに行くか、ですが
自宅に戻る人が一番多いです。
2011年度では自宅退院66.9%、
2013年度では自宅退院71.1%と報告されました。
自宅に戻る人の率が少し増加しています。
訪問診療医、訪問看護、訪問リハビリなど
在宅チーム側の能力が次第に高くなってきて
脳卒中後でも自宅で生活できる環境が整ってきた、
ということかもしれませんし、
「本当は入所したいのだけれど施設が満員で入れない」ため
仕方なく家に帰るしかなかった、
という人が増えているのかもしれません。

いずれにせよ
在宅チームとしては今後も脳卒中患者の自宅退院増加に
対応できるスキルを磨くしかありません。
今後は昨日御紹介したHMネットを利用した連携が動く予定です。
医療機関だけの情報連携であればHMネット利用で問題ありません。

脳卒中による半身マヒや言語障害を抱えながら
自宅で一人暮らししている人もたくさんおられます。
家に帰りたい、家ですごしたい、という御希望があれば
それを支える受け皿は用意されていますよ。



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yoku moku の さくさくキャラメリング

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★新型インフルエンザ情報
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