診療報酬改定説明会
昨日は診療報酬改定説明会に出席しました。
中国四国厚生局指導監査課の説明があり
医療機関の出席確認もある説明会でしたので、
非常にたくさんの人が出席し、
アステールプラザ大ホールに入りきらず、
室外で音声だけ聞いていた参加者もたくさんいました。
ふくやま、三次など県内数カ所を説明して回られるので、
御苦労様です。
しかし。
改訂内容は全ての医療機関に共通なものはほとんどありません。
一般診療所、有床診療所、一般病院、DPC病院、と
ざっとみても4種類の別々な医療システムが規定されており、
それぞれに改訂があります。
つまり
自分に関係のある説明は、たった1/4しかありません。
時間がない、といいながら説明をはしょっていき、
質問も受けつけない、という会でしたので
あまり役に立った説明会だという実感はありませんでした。
地区ごとの説明会をするよりも
医療機関種類別の説明会をおこなったほうが
よほどニーズに合っていると思いました。
さて、
昨日のブログのなかで
リウマチ診療ではケナコルトはもう使用しない、
という内容の書き方をしましたが、
昨日の研修会でいっしょだった親友のリウマチ専門医から指摘がありました。
膝関節炎などの局所をコントロールするために
今でも関節注射などで使用することはあるよ、と。
はい、そのとおりです。
「全身ステロイド投与としての筋肉注射使用はされなくなった」
というのが正しい記載です。
すみませんが
そのように御理解をお願いいたします。
今週の花2 ツバキ、モモ、アジサイの葉。
★新型インフルエンザ情報
トリのインフルエンザは現在どうなっているか。
3月8日付けの発表が出ています。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C064
海外旅行に行く人は
トリインフルエンザH5N1の発生状況くらいは確認して出かけましょう。
ネパールでは政府の初動が失敗したようで
トリインフルエンザH5N1の封じ込めに失敗し、
流行が広がってしまったようだ、と報道されています。
新型インフルエンザが発生する地域は
人口も多いインドネシアや中国南部ではないかと考えられてきましたが、
そうではなく じつはネパールなど社会体制が整っていない辺境地域なのかもしれない、
という見方も出てきているようです。
情報源は近畿医療福祉大学 勝田吉彰先生のブログ。
http://blog.goo.ne.jp/tabibito12
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