認知症に気づく その5
カープ、マエケンで敗戦でした。
横浜相手に2勝1敗で勝ち越していますので
良しとしましょう。
マエケンも149km投げられていますし大丈夫そうでした。
次回以降に期待ですね。
次のヤクルト戦も勝ち越しでいきましょう。
2位阪神、3位巨人もさすがに強いですしね。
ところで
昨日は久しぶりにカープの試合中継を見ることが出来た日です。
テレビをつけたのはマエケンが打ちこまれて4点目を取られた場面。
家族には
(私が)試合を見なければ勝つのに
見るから負けるのよ!
なーんて、非難されました。
うーん、返す言葉がないです。
さて、
認知症に気づく についてシリーズで御紹介してきました。
我が家、あるいは親戚に関係している話がほとんどです。
しかし特殊な話ではありませんので
「これは我が家の話では?」と
思って読んでいただければ幸いです。
認知症については
正常と認知症のどちらか2つに1つ、という世界ではありません。
中間型に相当するものがあります。
「軽度認知障害」 と呼びます。
たとえば認知機能(記憶)は正常老化より明らかに悪化しているが
他の機能は比較的保たれ、「認知症」とは診断できない段階です。
認知症予備軍と言える段階です。
こうした分類については
糖尿病などにもみられます。
糖尿病についても
正常と糖尿病と2つに分けられるのではなく
「境界型糖尿病」と呼ばれる中間群があります。
このまま何の対策もとらなければ、
糖尿病に進行してしまう可能性が非常に高いグループです。
この段階では、食事療法・運動療法への取組開始と
定期検査の受診、というのが対応策です。
「軽度認知障害」も同じように
この段階で何の対策もとらなければ
認知症に進行する率が高いグループです。
どれくらいの率かというと、
1年間で約12%、
4年間で約半数が認知症に移行してしまいます。
この段階では、
高血圧や糖尿病など全身疾患があればしっかり治療すること、
認知症予防への取り組みをおこなうこと、
場合によっては認知症薬の積極的早期開始を勧める専門医もいます。
認知症予防にもっとも効果があると考えられているのは
「運動」 です。
歩きましょう!
認知症全般については以下が参考になります。
お時間のある時にぜひどうぞ。
国立循環器病研究センターホームページ
[68]認知症を理解するために
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph68.html
どうすれば軽度認知障害の段階で見つけ出すことが出来るか、
が大きな課題となっているのか、おわかりいただけたでしょうか。
あれ、夫が最近少しおかしいかな、認知症かも? と思えば
「もの忘れ外来」を一緒に受診する、という方法もあります。
気になった症状を列挙したメモを持っていきましょう。
しかし
広島市民病院のもの忘れ外来は精神科の中に設置されています。
認知症かどうかもわからない段階で
「精神科の受診」については本人に抵抗感のあることも多いです。
もっと気軽に気楽に認知症スクリーニングテストを受けられたら
早期にきちんと診断される人が多くなるでしょう。
そこで
当院では
「認知症スクリーニング機」を導入します。
外来受診時の待ち時間や
市民公開講演会の会場などで
認知症スクリーニング機を自由にさわってもらえる体制を作ります。
認知症スクリーニングテストを気軽に受けることが出来ます。
現在 新バージョン機が発売目前であり
予約発注しておりますので発売後に届くと思います。
以下の市民公開講演会の会場で
希望者に体験していただく予定です。
【市民公開講演会のお知らせ】
『昭和生まれ世代の介護と家族』
~あなたは最晩年を誰に支えてもらいますか?
講師:臨床社会学者 春日キスヨ 先生
日時 :平成 26 年 6月 15 日(日) 14 時~16 時(開場 13 :30 )
場所 :広島アステールプラザ 中ホール
入場: 無料 申込先着500名さま
※要事前申し込み、往復はがきで1通3名まで
後援:広島市
申込先:在宅・施設医療ネットワーク広島
事務局 折口内科医院
730-0822広島市中区吉島東1-4-16
参加者全員の氏名
代表者の連絡先電話番号をご記入ください。
返信面には 宛先をご記入ください。
インターネットでの申込:
近日中に在宅・施設医療ネットワーク広島の
講演会情報としてアップします。
そちらから申込できるようにいたします。
http://zaitaku.origuchi-naika.jp/
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ぜひご参加ください。
春日先生は現在 中国新聞 金曜日
「夕映えのとき」連載中です。
家族介護の事例について、とても経験豊富な先生です。
北海道展にて
大蝦夷農業高校 銀匙 牛ビスケット
まんが・アニメ 銀の匙 のコラボ商品です。
マニアには受ける一品。
味は普通においしいですよ、2歳児が喜んで食べてます。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。