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認知症 65歳以上の15%

2013年06月8日  

認知症高齢者462万人 厚労省研究班推計、65歳以上の15%
中国新聞 2013年6月2日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201306020051.html
***一部引用
65歳以上の高齢者のうち、認知症の人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが1日、厚生労働省研究班(代表者・朝田隆あさだ・たかし筑波大教授)の調査で分かった。認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計。65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となる計算で、政府は早急な対策を迫られそうだ。

10年時点では約439万人となり、うち在宅有病者数は約270万人、その中で独居者は約43万人と分析した。
有病率は、年代別にみると、74歳までは10%以下だが、85歳以上で40%超となる
***引用おわり

2025年には団塊の世代が高齢者層になってきます。
そのうちの10%が認知症で
さらに10年後には40%になる。
うーん、大変だ・・・。
認知症になれば入院/入所すればいいじゃない?と思っている人が
おられるかもしれません。
すでに現時点で認知症の方の大半は在宅なんですよ。
施設(特別養護老人ホームなど)は入所待ちで、
数年待ちという所もあります。
10年後には入所は非常に期待薄、と考えた方がよいでしょう。

すみなれた家で暮らし続けるために、
認知症も、予防、早期発見・早期治療が大切になるのですね。

***
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主催 :在宅・施設医療ネットワーク広島
(厚生労働省 平成24年度在宅医療連携拠点事業受託
事務局:折口内科医院)
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申込先:
730-0822広島市中区吉島東1-4-16
在宅・施設医療ネットワーク広島(折口内科医院内)
裏面には申込者氏名(全員)、連絡先住所・電話番号(代表者)
返信面あて先には申し込み代表者の住所氏名を記載ください。
1通の往復はがきで3名の申込みが可能です。

なお、
在宅医療連携拠点事業「在宅・施設医療ネットワーク広島」の
ホームページのなかの
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http://zaitaku.origuchi-naika.jp/seminar/

先週の水曜だったか、木曜だったか
往診のときに夕焼けがきれいでしたので撮影。
P1020316.JPG
★インフルエンザ情報
岡山県ではようやくインフルエンザ注意報が解除となりました。
岡山県がインフル注意報解除 患者数、3割近く減少
山陽新聞岡山医療ガイド 6月7日(金)10時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130607-00010002-sanyoiryo-l33
毎年、5月でもインフルエンザ患者は珍しくないのだ、
ということは覚えておきましょう。

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