鞆の浦埋め立て撤回…広島知事、福山市長に伝達へ
雨やんでいます。
台風を心配していましたが大したことはなさそうです。
どうも広島あたりは当分雨になりそうにないですね。
稲など植物にしっかり育ってもらいましょう。
さて、
鞆の浦問題がいよいよ決着するかもしれません。
<鞆の浦>埋め立て撤回…広島知事、福山市長に伝達へ
Yahooニュース 毎日新聞 6月22日(金)2時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000012-mai-soci
中国新聞webには出ておらず、
NHK広島放送局は、知事と福山市長の会談日程が決まったようだ
ということだけを伝えています。
内容(埋め立て・架橋撤回)を伝えるのは毎日と朝日。
asahi.com 朝日新聞デジタル記事2012年6月22日8時5分
http://www.asahi.com/national/update/0622/OSK201206220001.html
私は
鞆の浦は世界遺産に相当すると思います。
朝鮮通信使が訪れた、ということは
もっと高く評価されていいことだと思います。
御手洗に行ってみてもわかりますが、
昔は長い距離の移動手段は船でした。
瀬戸内海の海上交通というのが、
人間や物資の移動を支えていたのです。
その状況のなかで、宿泊・停泊すべき港が各地にあり
そこは昔はおおいに栄えていた。
鞆、御手洗、音戸/鹿老渡なんていうのは
広島県の誇る財産だと思うのです。
ここを埋め立て、橋を架けたのでは
海上の眺めは一変します。
景観だけではなく、
なぜここが重要な港だったのか、ということが
わからなくなってしまうでしょう。
観光地として振興していくためには
埋め立て・架橋は致命的です。
また、裁判で計画中止の判決が出ていることも重要ポイントです。
wikipedia 鞆の浦埋め立て架橋問題から
2009年10月 広島地裁は原告の景観利益を認め免許差し止めを命令。
広島県は高裁に控訴したわけですが、
裁判継続にも費用がかかるわけであり、
行政側は1審判決を重視する、という姿勢が必要だと思います。
今回、県は控訴取り下げる方針だそうで、それが当然だと考えます。
では、
地元の交通問題はどうするのか?
ということですが、
鞆の手前に観光客用の駐車スペースをつくり、
電動自転車や電動カートに乗り換えてもらう。
また、
地元の人たちには小型電気自動車への買い替えに補助金を出す。
今、電気自動車は非常に小さいものが出てきました。
軽乗用車よりもかなり小さいです。
狭い道でも楽々すれ違えるし、排ガスも出しません。
家庭用のコンセントで充電もできます。
ガソリンスタンドが近くになくてよい、という利点もあるのです。
地元の環境を守りつつ生活の利便性を向上させる
という解決策はあると思うのです。
というわけで
私は湯崎知事の判断を支持します。
地元でない人間が勝手なことを言うな、
なんていう人がもしいるならば、
いや私は広島県民であり、県に税金も払っているし、
選挙で湯崎県知事を選んでいる、
私も当事者なのだ、と反論しておきましょう。
今週の花
患者さんのお庭で咲いたアジサイをひとえだ頂戴しました。
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