食欲の秋
昨日はハーフマラソンの大会へ参加予定でしたが
中止しました。
理由は、土曜日に重症患者の緊急往診依頼があったため、です。
某病院を退院したばかりの方なのですが
食べられない、飲み込めない状態で退院しているのに
在宅医がまだ決まっていなかったというのです。
案の定 誤嚥をおこし、酸素も低下している。
でも本人も御家族も もう病院には行きたくない、と。
では家で息を引き取ったらどうなるか。
「その時は病院に連れてきてもらって死亡確認するしかないねー」、
と主治医側は思っていたそうです。
いやいや、それは違うでしょ、
ということで訪問看護ステーションから当方に
緊急で在宅医療開始の依頼があり
土曜日から担当を始めたのです。
当方が本人・御家族に確認しても
やはり病院には行かない、家で死にたい、と。
自宅での点滴を準備し開始しましたが
土曜日、日曜日のうちに亡くなられても不思議ではない状況。
というわけで
日曜日に広島を離れることが難しくなった、というわけです。
ハーフマラソンだと、連絡受けてもすぐには帰れませんので。
まあ、それはともかくとして
状態がよくない患者の退院を考える場合には
在宅チームを組んでからの退院にしてもらいたいのです。
私どもは今回のような「緊急依頼」に応えられるよう
「心構え」・「準備」は常に整えているつもりではありますが。
病院側の意識改革は まだまだ時間がかかるのでしょうか・・・。
緩和ケア薬剤師です。
食欲の秋
おいしいものがたくさん採れる秋ですね。
今回は楽しくない話なので
苦手な方はスルーしてくださいね。
わたしにとって、
おいしいとおもわれるものが目の前にあっても、
「食べられるかどうか」は
食物不耐症やアレルギーなどの理由から
「食べてみなくちゃわからない」
のです。
上から出たり、超特急で下から出たり、
かゆくなったり。
かなり用心していますが
年々食べられる食品が減っています。
エビ、カニ、イカ、タコ、など伊勢エビ含む甲殻類
ダシに入っていてもだめです。
ウニ、イクラ、タラコなど魚卵類
ブリ、サバなどの青魚
アサリ以外の貝類
山菜全般
松茸以外のキノコ類
ナッツ類は危なくなっています。
小麦は品種によるのか、かゆくなることがあります。
健康な人からは想像も出来ない、
とよく言われます。
油を使った料理もダメで、
野菜炒めや天ぷらなど
油をたっぷり吸った野菜もダメです。
特になすやピーマン。
また、別の理由から塩分が・・・
ラーメンの完食が難しいです。
一流の中華料理店では
「ウチのメニューではあなたが食べるのは無理なので、
特別に牛肉をいためてあげましょう、」
と出してくださったことがあります。
日本料理店には、
「そんな人はウチへ来ないでください」
と言われたことがあります。
(さすがにその店は今では閉店しています)
最近は除去食を出してくださるお店が増えましたので、
外食できるのです。
こんな事を告白したら皆さん、
「何をたべるん?」
と聞いてくださいます。
果物はまだ大丈夫。
白米、芋類、鶏卵は大丈夫!
ご安心ください。
食欲の秋、
スーパーの食品売り場で、焼き芋のいいにおいがしたら
思わず買ってしまいます。
カルビー ポテトチップスうすしお
広島県三原市 大和町と久井町のじゃがいも100%使用
これはいいですね!
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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