3.11に思う
昨日は、朝は寒かったですが、
昼頃からは日もさして暖かかったですね。
車の中ではコートを脱ぐような状況でした。
このまま暖かくなってくれるといいですね。
さて、
3.11。
皆様もいろいろ考える一日だったと思います。
当方は、備蓄食料について再点検をおこないました。
長期保存可能な米や食品も多数出ています。
また、飲料水についても、5年保存可能なものが出ています。
実物が見たい人は東急ハンズに行かれると良いでしょう。
特集コーナーがありますよ。
濁った水を飲料水に変える製品もありまして、
これは各家庭に用意しておくべき品だと思っています。
アスクルで頼める人は、「災害備蓄品特集」がありますので
そこで選び発注することが可能です。
当方はアスクルでサタケ(東広島の企業です)のマジックライス数種、
および5年備蓄水を購入しました。
お湯がなくても、水を入れるだけで食べられる食品があるのです。
我が家は家族全員が2週間程度持ちこたえることが可能です。
簡易トイレもアスクルで購入できます。
なお、
新型インフルエンザ流行に備えて
2週間分の水食料等の備蓄が呼びかけられていることも
知っておいてください。
吉島地区は2-3メートルの津波浸水が予測されている地域です。
浸水した状態で往診に出ようと思えば、
あるいは脱出しようと思えば、ボートが必要。
釣り具の「かめや」にて、ゴムボートも見てみましたが
5万円以上するので、医院の備蓄資材としてはちょっと・・・。
経費として認められる品物かどうか、考慮中です。
ボートがなければ、水が引くまで立てこもるしかありません。
さて、
福島からの研修を広島大学が引き受ける、というニュース。
いいニュースだと思われましたか?
当方の第一印象としては
バカなこと、するなよ! です。
広島大病院、研修受け入れ ベテラン不足の南相馬市立病院
中国新聞 平和メディアセンター 2014年3月6日
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=2014030609433835_ja
広島大病院(広島市南区)は2014年度から、東日本大震災で被災した福島県南相馬市の市立総合病院の医療スタッフの研修を受け入れる準備を進める。福島第1原発事故後に職員の退職が相次ぎ、指導役のベテラン不足に悩む同病院の「崩壊した地域の自立に向け、力を貸してほしい」との求めに応えた。
同大病院は理学療法士の教育プログラムを開発している。まず、理学療法士の池田陽一郎さんを1年間受け入れる。
***一部引用
広島大学はバカじゃないのか、と思いました。
現地で人材が不足している、
何とかして欲しい、というのが
現地の医療機関の要望です。
研修を引き受けるのは、良いことです。
しかし、人の足りない現地から
1年間も優秀な人材を広島に来させる、というのは
どういうわけでしょうか?
現地は人が不足しているのです。
その現地から、1年間も1名のスタッフを引きはがす。
よくそんな非人間的なことを思いつきますね。
研修は、現地でやればいいのです。
広島から現地に、指導者を派遣すればいいのです。
現地で実地に研修を受けられる、となれば
受講希望者は他にもいるはずです。
1名だけではなく、都合のつく数名を同時に指導することも可能でしょう。
育成という点では、このほうがはるかに効率的です。
広島大学からの派遣スタッフが現地で働くことで
現地の人材不足解消に少しでも役立てるでしょう。
現場は、現地は、それを求めているのではないでしょうか?
人材不足の現地から有為な人材を1年間も引きはがす。
広島に来させて研修をおこなう。
広島大学も「白い巨塔」なのでしょう。
困っている人がいるなら、
現場に出かけて行けばいいじゃないの、と
在宅医療(往診や訪問診療)をやっている人間は
そう考えるのですよ。
海風堂 汁なし担担麺
私は食べていませんが、おいしいそうですよ。
★インフルエンザ情報
広島市で3月10日付、7校の学級学年閉鎖が出ています。
なんだか加速してきましたね。
2回目のピークが来そうです。
今回流行しているのはB型です。
熱がそんなに高くない場合も多いですし、
咳などは軽く、消化器症状が主な場合もあります。