麻薬中毒
2017年11月22日 :緩和ケア
寒くなりましたね。
往診・訪問診療のときに、ダウンの上着を着ております。
寒さ対策、よろしくお願いいたします。
さて、
日本は欧米にくらべ
医療用麻薬の使い方が少ない、
と言われ続けてきました。
緩和ケアを担当している医師の周辺では、けしてそのようなことはないはずですが
日本全体でみると(人口比でみると) 使用量が少ない、ということです。
製薬メーカーが売り上げを増やそうと思うと
必要ない人への売り込みをしたりして
中毒患者が出てくることになります。
米製薬大手、中毒性のオピオイド「密売」でCEOら逮捕
NewsWeek日本版 2017年10月27日
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/ceo-13.php
米国の「オピオイド危機」、欧州にも波及の恐れ
ロイター 2017年10月28日
https://jp.reuters.com/article/drugs-opioids-idJPKBN1CW0ST
私たちが現在懸念しているのは
整形外科で麻薬系の薬が処方可能となっていること、です。
この年齢の方に、この量を、いきなり出すか?!
という患者さんも 知っています。
ふらふらしたり、吐き気・食欲不振になったりして
寝たきり状態になっていた人もいます。
(しかも、あまり効果はなかったようです)
製薬会社の言う宣伝文句を そのまま受け入れるようではいけません。
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★インフルエンザ情報
安田(小学校?中学?)で学級閉鎖が出たようです。
手洗い・咳エチケット、よろしくお願いいたします。
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