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かかりつけ医って、誰がどう決める?

2020年08月22日  

暑いですね。
昨日も往診・訪問診療の途中でアイス休憩が必要でした。
今日は雨、曇り予報なので、どうなりますかね?
蒸し暑さはあるかも、エアコンを入れ、水分をこまめに飲みましょう。

 

カープですが。
森下投手、いいですね。
今日は大瀬良投手です、完投完封を期待して応援しましょう!

 

さて、
春日キスヨ先生の 中国新聞の連載。
今回はオドロキでしたねえ。
夕映えあとさき <60> かかりつけ医 なってほしいと言葉に
中国新聞デジタルでは、会員限定記事となっています。
無料登録も出来るみたいです。
https://www.chugoku-np.co.jp/living/article/article.php?comment_id=673801&comment_sub_id=0&category_id=1116

患者側は 「この先生が かかりつけ医」と思っていても、
その医師は 「かかりつけ医のつもりはない」と答えた、というものです。

 

具体的に、どういうすれ違いが生じる可能性があるか、というと、
体の具合が徐々に悪くなってきたり、もの忘れがひどくなってきた時に、
患者側としては
精密検査に大きな病院に紹介してもらったり、
介護保険のケアマネージャを紹介してもらったり、主治医意見書を書いてもらったり、
福祉制度の紹介や窓口を教えてもらったり、
さらには往診や訪問診療をしてもらったり、
もし条件があえば 最期まで自宅で暮らしたい、看取りもしてもらいたい、
と思っているわけです。
ところが
「かかりつけ医のつもりはない」医師は、
大病院への紹介はしてくれると思いますが、
介護保険のことや福祉の事は知らないよ、役所に聞いてください、
主治医じゃないから意見書も書きませんよ。
夜間や休日の往診なんてまっぴら、時間外は電話も出ませんよ、
訪問診療、最期の看取りもしませんよ、
という対応を受けることになる、と思われます。

 

要するに
「通院できる程度の病状の患者だけ 来れば診ますよ」ということで
その先のことは知りません、という対応になるのです。

 

人生の最後の時期を、思うように生きることが出来るかどうか。
かかりつけ医を選ぶのも 幸・不幸の根源となりえます。
かかりつけ医になってくれますか?
というよりも
私を最期まで家でみてくれますか? 往診・訪問診療してくれますか? 最後の最後まで任せていいですか?
と聞いてみたほうが 具体的でいいのでは、と思います。

 

今週の花

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“かかりつけ医って、誰がどう決める?” への2件のフィードバック

  1. 輝きライフ見遊録 より:

    いや~参考になりました
    ありがとうございます。

  2. 輝きライフ見遊録さま
    こちらこそいつもありがとうございます!
    雷鳴での待避もありがとうございます。
    特に屋外イベントでは自己を避けたいですよね。
    そちらへコメントできなかったのでありがたいです。

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