新型コロナ自宅待機者 1200人を超える
新型コロナワクチンですが。
自分で集団接種会場に行ける人は どうぞ会場に行って下さい、予約をとって。
でも、行けない人もいるんです。
寝たきりの方、認知症の方、施設入所中の方などなど。
当院は こうした方々に集中して取り組みます。
ワクチンの数量は 十分な量が国から広島県/広島市に届いたそうですので、御安心ください。
広島では 患者が減りません。
広島市では連日150名以上、県では200名程度、毎日 患者が報告されています。
原則は入院、あるいは療養ホテルへの入所ですが、もう不可能となっています。
自宅待機患者が どんどん積み増しされ、1200人を超えています。
震撼すべき状況です。
保健所の対応能力は とっくに超えていると思われます。
新型コロナ自宅待機者1232人 自治体間の連携不足が原因か 広島県
TSSニュース 2021/5/19
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000009942.html
上記タイトルにある、「自治体間の連携不足が原因か」、というのは 正直 意味がわかりません。
自分の自治体で入院・療養ホテルが足りなければ 近隣の自治体に患者を送れ、ということでしょうか。
しかし、考えてもみてください。
広島市でも入院・療養施設が不足しているのに、
周辺の小さな市町に1200名を収容できるわけがない。
周辺市町に依頼したところで 受け入れ可能数は せいぜい数十名程度です。
今の自宅待機者は 12とか120ではなく、1200なんです。
自宅待機というと聞こえはよいかもしれませんが、
大阪・神戸で起こった状況は 「放置」です。
保健所のキャパシティーを超えているので、どうにもできません。
医者に診てもらうこともなく 自宅で亡くなられる方が 続々と出ております。
自宅待機・自宅療養の患者をどうすべきか?
自宅患者は、在宅チームが健康管理に当たるべきでしょう。
それは往診医、訪問看護です。
広島でも コロナ患者の自宅に往診して健康管理に当たろう、という動きは すでに出ています。
広島市医師会では、コロナ自宅療養患者に対応する医師を募集し、100名以上が手を挙げました。
まあ、往診だけでなく、遠隔診療(ネット)、電話診療なども含んだ数字ですが。
私どもは 呼吸器内科の専門医として、「実際に診察すればわかることでも、インターネットや電話では正しいことはわからない」という信念のもと、
往診医に手上げをしています。
コロナ肺炎は「間質性肺炎」ですので、トレーニングされた呼吸器内科医が患者を診察するのが 一番確実です、聴診器さえあれば可能。
(他科の医師には 間質性肺炎は 難しい場合も多いと思います。無症状・軽症ならば まずは電話、またはネット診療で。 そこで、「あれ?」と思う状況が出てくれば そこで呼吸器専門医の往診の出番、という分担制がよいと考えています)。
自宅療養患者の診療体制は、早く実行に移すべきでありましょう。
でも行政は 「出来ない」とか「キャパを超えた」とは認めないんです。
「対応できる」と言い続けるのです。
しかし、非常時です、変なプライドは捨て、早く医師会に任せてくれたほうが 患者のためだと思いますし、
保健所業務がパンクすることを 少しでも防げると思います。
宗玄 純米酒 能登乃国
吉島のデイリンクで発見しました。
宗玄は広島では見ることがない酒です。
一度だけ三越地下で1本だけ見たことがあります。
これまでは通販で取り寄せておりました。
宗玄が飲めるなんて、幸せです。
デイリンク、いい仕事してますね!
一般市民向け。
広島市 新型コロナウイルスワクチンに関する情報
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/korona/217375.html
接種を受けるには接種券、および事前に予約が必要です。
***
どうしても電話で相談、という方は、相談窓口に電話してください。
医療機関に電話をかけないでください。
相談窓口(コールセンター)
新型コロナウイルスワクチンに関するお問合せは
広島県新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター
082-513-2847
全日 24時間対応
コメントを残す