笹井氏自殺に関して
8月6日朝です。
今朝も、例年通りラジオを聞きながら黙祷しました。
今日は夜まで忙しい予定となっています。
カープ、惜しい試合でしたね。
中日も、しぶといです。
あと2戦勝って、勝ち越しでいきましょう。
さて、STAP問題です。
現在、本人による検証実験がおこなわれており
再現できません、とギブアップして
一件落着になる、と思っておりました。
私の気持ちの中ではすでに終わった事件でしたので
新たにコメントするつもりはなかったのですが、
笹井氏が自殺するとは。
記事には、疑問点・残念な点がいくつもあります。
理研・笹井氏自殺 「心身ともに疲れていた」理研、会見で明かす
IZA 2014.8.5 14:25
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140805/lif14080514250032-n1.html
理研の広報室長は5日午後1時50分ごろから、文部科学省で記者会見。笹井氏について「疲労困憊(こんぱい)。心身ともに疲れていた」などと語った
7月にSTAP細胞の論文を撤回した際は「痛切に後悔し反省している。重い責任を感じ、進退については理研の判断に従う」と謝罪していた。
***一部引用
ウソつき常習者は、ウソがばれても
それをまたウソの上塗り作戦でいきますので
心にダメージは受けません。
これに対し、
笹井氏は、非常にまじめで優秀な人だったのでしょう。
おそらく人生で挫折はなかったのではないでしょうか。
「痛切に後悔し反省」というのは、まじめな人だからです。
研究では、後年 間違っていたとされる論文を発表したり
間違った解釈・理論を発表したりすることはあります。
間違ったと思えば反省し
次のテーマで新たに実験に取り組めばいいことなのです。
あるいは同じ職にとどまらず、別な場所で一から出直せばいいことです。
裸一貫になったとしても、出直せる、死ぬことはなかった。
ご冥福をお祈りします。
それより問題に思ったのは
「疲労困憊(こんぱい)。心身ともに疲れていた」
と理研側が認識していた、ということです。
その状態を認識していたならば
おこなうことは2つです。
仕事を休ませることと、
専門医の受診をすすめることです。
このうち
専門医の受診はおこなわれていたそうです。
理研・笹井氏自殺 STAP問題後、心療内科受診していた 同僚が証言
IZA 2014.8.5 12:03
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140805/lif14080512030022-n1.html
笹井氏は、毎日出勤されていたそうです。
理研の産業医から、
休め、出勤するな、という判断が出されるべきであったでしょう。
おそらく うつ病・うつ状態として
抗うつ剤・睡眠導入剤などが処方されていたものと推測します。
うつ病は、少し改善してきた段階で自殺の危険性があります。
このあたり、
理研のメンタルな問題を抱えた職員への対応、
産業医や職制の、「職員を守る」という意識、
これがどうだったのか。
研究内容・発表も
職員健康管理も
なにもかも個人任せ、組織としての管理なし
というのでは
組織としての体をなしていない、と言われても仕方ないです。
せとだ檸檬ケーキ
またきて四角
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