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「診察なしで薬だけください」はダメ

2021年04月1日  

桜は 満開です。
暖かい日差しのなかを 往診・訪問診療で走り回り
市内あちこちで桜を愛でることが出来る。
ありがたいことです。
最短コースやバス道ではなく、土手を通るルートを選ぶこともあります。

忙しいのは 相変わらずです。
3月は4名の方の在宅看取りがありました。
カープ中継のテレビを見たり ラジオ聞いたり、という時間がありません。
23時頃に ネットで試合結果を知る、という毎日です。
今日は中村投手です、応援しましょう!

 

さて、
最近 訪問診療が開始となった患者さんですが。
これまで、あるクリニックにて 薬をもらっていたのですが、
じつは診察はなく、薬だけ出してもらっていた、ということが判明しました。
これは、「無診察処方の禁止」と呼ばれる、医師法違反なんです。
それが何と 1年以上も続いていたらしい・・・。

当院でも、本人が来院できず、御家族だけが来院されることがあります。
足を痛めて来院できない、とか、 カゼひいて高熱が出たので来院できない、などです。
合理的で同情できる理由があれば 当院では1回に限り 家族からの状況聴取で 診察なしでの投薬をおこなう場合があります。
しかし、2回は認めておりません。
来院できない状況が続くならば、往診・訪問診療という制度に切り替えるべきだからです。
通院できない、ということと、診察できない、ということは イコールではないのです。

 

無診察処方を1年以上も続けていたクリニックというのは、確信犯で 悪質です。
金のためなら何でもやる。
厚生労働省(地方厚生局)にチクってやれば面白いのに、という意見もありますが、
そんなことまでは しておりません。
詐欺罪でつかまった広島市のIクリニック医師やKクリニック医師のように
金のためなら何でもやるクリニックというのは ほっといても いずれお縄になる、と思うから、です。

「いつもの薬がほしいだけ」は意外に怖い
日経Gooday 30+  2016/3/21
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO98554460X10C16A3000000/
病院の受付で「診察はいいから、いつもの薬だけください」と頼む人。気持ちは分かるが、これはNGだ。
***一部引用

 

吉島 マドモアゼル の ケーキ。
近所においしいケーキ屋さんがあるという幸せ。

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