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はやぶさ2に予算を

2010年06月16日  

パソコン不調から完全には回復していません。
ホームページ用とメール用に新旧パソコンを分けて運用しています。
パソコン設定はいろいろと時間がかかるので面倒ですねえ。
パソコンに詳しい人というのは尊敬します。

さて、はやぶさ関連ニュース
菅直人首相は15日の参院本会議で、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を受け、後継機「はやぶさ2」の開発を推進する考えを示した。
6月15日19時24分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000082-mai-pol

はやぶさ帰還成功、という実績を認めて後継機に予算を認めよう
ということのようです。
後継機については事業仕分けで予算が認められていませんでした。

今回のはやぶさプロジェクトについてみれば
企画が認められてから制作・打ち上げまで数年。
打ち上げから終了まで7年間かかっています。
1つのプロジェクトには10年以上かかることは珍しいことではありません。
そうなると
一人の宇宙研究者が一生で関わることのできるプロジェクトは
いったい何個になるでしょうか?

単純計算してみますね。
大学院博士課程を修了して一人前の研究者となるのが最短27歳。
定年が60歳から63歳。
つまり研究者として一線機関で働けるのは30年そこそこです。
1つのプロジェクトが10年とすると
一生で関わるプロジェクトは3つ、幸運な研究者で4つ、です。

単純計算で示しましたが
実際にも そのようになっているのだそうです。
一生かけて研究できるテーマはたった3つ。
これが研究者の現状です。
毎年のようにロケットが打ち上げられ、
毎年のように人工衛星が打ち上がっているように見えますが
研究者にとっては 人生でたった3回のチャンスしかありません。
まして自分がプロジェクトリーダーで全体を指揮する研究は
一生で1回あるかないか、です。

宇宙科学というのは、そういったプロジェクトですから
どうせやるなら思い通りの企画で成果をあげてほしい。
世界で1番でなければいけないんですか?
2番じゃダメなんですか?
という事業仕分けセリフが有名になりましたが、
2番じゃダメなんです。
圧倒的な1番じゃないとダメなんです。

そして
技術の次世代への継承も必要です。
数年もの空白期間があれば、
伝承すべき人や知識がどんどん失われていくことになります。
必要な予算を削っていたのでは崩壊する、ということを
医療崩壊ということで我々は体験しています。
医療崩壊を起こしたのと同じような状況を
科学技術の領域で生じさせてはいけない、と思います。

にかいのおねぎや 笹木。
はじめて連れて行ってもらいました。
まずは刺身盛り合わせから。
食べる順序も考えて盛りつけてあり、
それぞれにあった食べ方をするようになっています。
http://r.tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34002559/
日本酒もいいものがそろっており、落ち着けるお店です。
sasimimori.jpg
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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