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ゴミ捨て場探し487億円ムダに

2012年09月4日  

昨日は大野和士オペラレクチャーコンサートでした。
笑いあり涙あり。
ほんとうに素晴らしいコンサートでした。
体調不良の人が出ることもなく、医療班の出番はありませんで
よかったです。
○列×番の席(出入口の近く)には内科の医師がいるので
何かあればすぐにドクターを呼びに走れ、
(AEDを取りに走る、救急車を呼ぶ、なども)
というようにスタッフで手順が決まっていたわけです。
また来年、お手伝いさせていただければと思います。
御来場のみなさま、運営側のみなさま
ありがとうございました。

会場のゴミはかなり私たちが持ち帰りましたが、
今日は原発ゴミのニュース。

原発ごみ処分場探し487億円 12年間で候補地ゼロ
朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/politics/update/0902/TKY201209010610.html

一部引用***
原発で使い終わった核燃料から出るごみを地中に埋めて捨てる「最終処分場」を探すために、昨年度までの12年間で計487億円かかっていたことが朝日新聞の調べでわかった。
おもな電力会社が集めた電気料金ですべてまかなわれ、処分場探しを担う組織の人件費や広報費として大半が使われてきた。
だが、処分場はいまだに決まらず、処分計画は宙に浮いたままだ。
以下、略。
***

原発は「トイレのないマンション」と言われます。
原発では、使用済み核燃料という放射性廃棄物が必ず出ます。
その最終保管場所が決まらず、
処理方法も決まりません。
ゴミは仮置き場に貯まるばかり。

「ゴミの捨て場所を探す」、というだけのことで
もう500億円が無駄になった、
これから さらに何百億円が無駄になるのでしょうか。

原発を再稼働しないと
火力発電の燃料を購入するのにお金がかかる、と
原発推進派は言い、
電力会社は値上げを求めてきますが、
「ゴミ処理費用」に比べたら微々たるものでは
ないでしょうか?

これだけの費用(480億円)があったら
新しい風力発電所などが建設できたのではないでしょうかね?
この金額をソーラーパネルを導入する個人に対する補助金にまわしたら
1軒150万円として3万軒に無料設置できる計算ですね。

ここまで書いてきて、
またちょっと計算してみました。
1軒あたりのソーラーは およそ3kwの発電能力です。
33万軒あれば、約100万kwとなり
原発1基分に相当します。
これまで核のゴミ捨て場探しでムダにしてきた額の10倍、4500億円あれば、
原発1基、不要になる計算です。

今年大阪に4500億円、
来年東京に4500億円、というように投入すれば
関西電力でも東京電力でも原発は不要になるのではないでしょうかね。

パセーラ6階ミスホア インドネシア風焼きそばミー・ゴレン
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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「自然死」という「大往生」 中村仁一先生公開講演会

大往生したけりゃ医療とかかわるな
~自然死のすすめ~(幻冬舎新書)の著者、
中村仁一医師の市民公開講演会を開催します。

日時:平成24年9月17日(月、祝)
開場13時、講演13:30-15:30
会場:広島国際会議場 地下2階ダリア
講師:老人ホーム「同和園」附属診療所所長 中村仁一医師
講演:人生の最期は手術や医療処置をせず
「自然死」という「大往生」
参加費:無料
申込方法:9月14日までに
氏名(複数可)、代表者連絡先(電話など)を明記して
「在宅・施設医療ネットワーク広島」事務局あて
FAX:082-241-6856 (折口内科医院)
またはメール info@origuchi-naika.jp  で

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