ブログ

医師が詐欺罪で起訴された

2019年08月19日  

医療法人和平会 折口医院 は 16日から通常通り診療しています。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

カープですが。
巨人は負けませんね。
主軸に当たりが出てきており、この勢いはもう止まりそうにありません。
カープが首位を奪還するのは ちょっと難しそうです。
2位確保の戦略に代えたほうがいいかもしれないですね。
小園選手にも当たりが止まってきましたので、この先ショートは田中選手のスタメンでいいかもしれません。

 

さて、
本来であれば同業の悪口は言いたくない、書きたくないところなのですが
詐欺罪で起訴された、という報道がありましたので御紹介しておきます。

NHK広島 NEWS WEB
診療報酬詐欺の罪で医師を起訴
2019年8月16日 19時30分

実際には行っていない診察をしたように装い、診療報酬をだましとったとして、広島市でクリニックを開業している52歳の医師が、16日広島地方検察庁に詐欺の罪で起訴されました。

起訴されたのは、広島市西区でクリニックを開業している医師の井口太被告(52)です。
広島地方検察庁によりますと、井口被告は、4年前の平成27年5月から7月にかけて、後期高齢者医療の被保険者20人について、実際には診療していないのにしたかのように偽った明細書を作成しました。
(中略)
診療報酬をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われています。
検察では、先月27日に井口被告を逮捕し、裏付け捜査を進めた結果、16日、起訴しました。
(中略 一部省略)
井口被告は、平成28年までの3年間に、自身が経営する心療内科のクリニックで仕入れた医薬品を転売して得たおよそ1億700万円の所得を隠し、およそ4400万円を脱税したとして、広島国税局から所得税法違反の疑いで広島地方検察庁に告発されていました。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190816/4000005233.html

要するに、薬を転売(薬事法違反?)するわ、脱税はするわ、不正請求(=詐欺)はするわ、です。

 

不正請求については、
どこの医療機関でも 小さい請求ミスは毎月 数件はあります。
当院の先月の返戻(=この請求はおかしいかもしれないので、再検討してくださいね、と 受理されず戻される診療報酬請求)は2件でした。
きわめて少ないほうだと思います。
診療報酬の制度があまりに複雑なので、電子カルテであっても 請求ミスは生じます。
言葉としては「不正請求」となりますが、多くは内容的には単純な請求ミスです。
(電子カルテ、オンラインレセプトでも請求エラーが生じる複雑な制度というのは いかがなものか、と思います。)

しかし、
今回報道された件については
内容からして単純な請求ミスではないと思われます。
ですから 詐欺罪で起訴ということになったのでしょう。

 

予想される処分ですが、
診療報酬不正請求であれば 医業停止3か月。
詐欺罪というのは非常に珍しいことですが、前例はあり、医業停止3年です。
この間は 医師としての活動が出来ない、ということです。
もちろん 保険医として 保険診療は出来ません。
もし薬物転売が薬事法違反に該当すれば 医師免許取消となります(前例あり)。
処分は年1-2回の 医道審議会で審議され 決定となります。

 

ここで
心配なのは、患者さんのほうです。
詐欺罪で告訴されるような医師ですから、
「ちゃんとした診断や治療がおこなわれていたのか?」
という疑問が生じるのは 当然と思います。

本来ならば不要な薬を飲まされ続けていたのではないのか?
逆に 本来であれば必要な治療を 受けられていないのではないのか?
検査で大きな疾患(癌など)を見逃されているのではないのか?
などなど。

 

このクリニックで診断・治療を受けておられた方においては
いちど 検査・診断・治療の妥当性について
他の医療機関を受診して再検討をされたほうがいいのではないか、と思います。

 

最近食べた和菓子です。
御菓子処高木 季節の上生菓子
美しいですね。

 

よろしければクリックお願いします。はげみになります。
広島ブログ
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です