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放射性物質汚染材料を使った建築

2012年01月16日  

福島原発事故で放射線物質が放出され、
空気や水により汚染が周囲に拡散します。
昨夜のNHKスペシャルは
原発近くの海の汚染だけではなく
太平洋沿岸の広い範囲、山の中にある湖、
さらに関東の川や東京湾の汚染も深刻だ、という
調査報告を紹介しており、驚きでした。
(言われてみれば ナルホド納得! ですが、
なかなか気づきにくい問題だと思いました。
いい番組でした。ぜひ再放送でご覧ください。)

シリーズ原発危機
知られざる放射能汚染
~海からの緊急報告~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120115.html

原発事故で汚染された地区の米や野菜、
原発近くの海でとれた魚、
これらは基準値を超えているものがあり
食用にすべきではないこと、
利用すべきではないこと、は
常識だと思います。

汚染地区にある建築材料で建物等を建てる、
というのも
ダメ というのは常識で理解できそうなものです。

新築マンション内で高線量 建材に避難区域の石
中国新聞 1月16日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201201160075.html

セシウムというのは半減期30年です。
エリアの放射線量が高い場合には、
その放射線量が半分になるのに30年、
4分の1になるのには60年かかる、という意味です。
その間(線量が十分下がるまで)、人は住むべきではないし
そこで採れる農産物・海産物、ほか木材や岩石など
あらゆる物は利用すべきではない、
(食用はもちろん、食用以外もすべて)
ということは
徹底させないといけません。
早く元の土地に帰りたい(住みたい)、とか
早く元の土地で農業を再開したい、
という希望を言う人がいますが、
それはダメだ、数十年はできない相談だ、
と政府や地方自治体がきっちり引導を渡してあげる必要が
あるでしょう。
実現できもしない希望を与えることは
親切なことではないと思います。

義母の傘寿お祝い 白竜湖。
おこぜ煮付け
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