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映画 沈まぬ太陽

2009年11月9日  

久しぶりに映画館に映画を見に行きました。
山崎豊子原作 沈まぬ太陽。 広島宝塚会館です。

3時間半にも及ぶ、日本映画としては久々の超大作。
間に休憩時間10分あることも異例です。

山崎豊子さんは、「白い巨塔」の原作者として医療関係者には有名な方です。
私どもも白い巨塔をきっかけに、いくつかの山崎豊子作品を読みました。
沈まぬ太陽もすでに文庫本で読んでいる作品です。
長らく映画化が待たれていた作品で、それもあってか観客には中高年齢の人が多い印象がありました。
長い作品ですが、ぐいぐい引き込まれていきました。
やはり映像と文字とでは、違ったものが心に残ります。

現在、日本航空救済に巨額の費用が投入されようとしています。
日航機墜落事故 御巣鷹山 のあと、日航はどう変わったのだろうか、
考えさせられました。
もちろんフィクションではあるのですが、期せずしてタイムリーな映画となっています。
ぜひ多くの人に見てもらいたいです。
また、御巣鷹山墜落事故を知らない若い人にもぜひ見て欲しいと思いました。

ちなみにこんな報道も。
「沈まぬ太陽」、社内報で批判=客離れ誘発に危機感-日航
11月3日3時0分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091102-00000225-jij-bus_all
日航救済に8000億円以上の国費投入が必要とされていて
高額な企業年金制度が再建の足をひっぱっているというのに、
映画を批判している場合ではないでしょう。
客離れがあるとしたら、それは「沈まぬ太陽」公開のせいではなく、
巨額の国費の投入が必要だ、なのに年金は高額であり減額に同意しない、という点にあるのです。
むしろ、社員全員が見るように、と社内報で呼びかけてもいいくらいです。

写真は映画のパンフレット。
主演の渡辺謙さん、ナイスでした。
これは映画関係の家族から聞いた話ですが、
渡辺謙さんが撮影入りしている日はヤクルトの差し入れがあり飲み放題になっていて
スタッフも腹の調子がよく、好評なのだそうです。
P1110117.JPG
★新型インフルエンザ情報
11月にはいり本格的流行となっています。
死亡者も11月から急増、現在50名を超えています。
うがい手洗い咳エチケットを徹底しましょう。

せっけんで洗う時は、アワをしっかり立てて洗うことが必要です。
アワが立ってない状態では、ちゃんと洗えていませんよ。
また指先・ツメの間、指と指の間などもしっかり洗いましょう。

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