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空き家が増える理由

2015年01月14日  

NHKが1月10日にスタジオ討論番組を放送しました。
シリーズ日本新生
ニッポン”空き家列島”の衝撃
~どうする?これからの家と土地~
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0110/

再放送の予定などは書かれていないようです。

人口減少が進む中、売ることも貸すこともできず、税金を払い続けるだけの「負の遺産」になりかねない。すでに空き家の問題は、全国で深刻化し始めている。今や7~8軒に1軒は空き家、今後も急増すると予測されている。
***一部引用

人口減少社会で
空き家もどんどん増え
近いうち3軒に1軒が空き家になってくると想定されています。
それなのに
現在も毎年100万軒の住宅が新築されている。

なんででしょうね?
と思っていたのですが
疑問の一つが解決しました。

問題は税金でした。
固定資産税の特例で、住居が立っていれば1/6に減額される、
というのがあるのだそうです。
空き家を撤去してしまうと、この特例が受けられなくなり
税金が元に戻る(特例にくらべると税金が6倍になる)。
売却するまでの間は
どんなにボロ家になろうと
家を残しておかねばいけないということになるのです。

実際に誰も住んでいない家については
税金の特例をなくしてしまえば いいのではないでしょうか。
そうすれば
中古住宅市場に出回ることにもなるでしょうし
売却して建て替え市場に出てくることにもなるでしょう。

NHKのwebにて解説がありました。
よくまとまって、わかりやすいです。
討論番組は流れがわかりにくいので
同じ番組を再度見たいとは思わないですから
こうしたまとめは ありがたいです。
視点・論点 「急増する空き家」 | 解説委員室:NHK
2014年9月19日
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/198066.html

建設業界は新しい家・マンションを建てたいでしょうから
中古住宅市場が活性化するのは困るのでしょうね。
彼らは中古住宅・空き家はそのまま捨て置かれて
新築住宅を作って売れたほうがいいわけです。
「土建屋政治」を助長する税制特例のように思えますね。

三越 大九州展 もう終わりました
五三焼かすてら
これはおいしいので、見つけたら買いです。
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★新型インフルエンザ情報
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