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肺線維症患者に朗報

2009年05月16日 ,, 

新型インフルA(H1N1)情報

隔離措置となっている患者の、隔離解除の暫定的な条件は
1:発症から7日を経過し症状がないこと
2:24時間以上の間隔をあけた2回のPCR検査(遺伝子検査)で陰性
が確認されれば、解除をおこなうことになっているようです。
(現時点での暫定的な取り決め)
これは、水際作戦を継続する場合の考え方であって、
もし国内での患者発生があれば 水際作戦は意味がなくなり、
国内対策へと移行していくことになります。

神戸で海外渡航歴のない発熱者が出ている、とのこと。
16日夕方には遺伝子検査の最終結果が判明、とのことです。
@niftyニュース 5月16日(土)6時58分配信 時事通信
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-16X705/1.htm
最新情報に注意していましょう。
正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。

写真はバラ
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肺線維症患者に朗報

肺線維症という病気があります。
肺組織が次第に固い線維組織におきかわっていく病気です。
間質性肺炎が長い経過で次第に進行した最終的な病態と考えることもできます。
線維化した組織は、呼吸には役に立ちませんので、病気の進行にともない、しだいに呼吸能力が悪くなります。
息切れ、低酸素がひどくなり、在宅酸素療法が必要となります。
その後、低酸素による心臓の負担が耐えきれなくなり心不全、急死となったり、呼吸器感染症が命取りとなるなどで亡くなられる経過をたどります。
線維化の仕組みもまだよくわかっておらず、そのため予防も治療も困難な難病の一つでした。
(禁煙は有効です。禁煙しましょう。)

そこに、朗報です。
抗線維化剤ピリフェニドン(商品名ピレスパ)が国内発売になったのです。
初期から中期の、まだ比較的早い段階に有効性が期待されます。

非常に高額な薬ではありますが、
御希望の方は呼吸器内科医師に御相談ください。
当院では、勉強会を終了しました。処方可能です。

運動時の息切れ(とくに登りの階段や坂道での息切れ)のある方は
呼吸器内科を受診しましょう。

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