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買ってはいけない惣菜

2017年09月2日  

昼間の気温、ようやく30℃超えがなくなりました。
連日33℃~35℃なんて、やっぱり尋常じゃないですね。
昼の往診・訪問診療で市内を回っても
ようやく「灼熱感、疲労感」がなくなりました。

高齢者の方の中には、
暑さのピークの8月中旬ごろではなく、
今になって 体調を崩している方も多いです。
バランスよく食べ、水分を飲み、体を動かしていきましょう。
エアコン、扇風機はまだ使用してください。

カープ、ジョンソン投手、頼りになりますね。
今日は薮田投手です、応援しましょう!

さて、
ポテトサラダでO157というニュース。
続報が出てきて新情報がある間は確定的なことは言えません。
そう思って取り上げてきませんでした。
まだ確定的なことは言えませんが、
ひとつ 思うこと。

惣菜を客が自分で取る方式は、すごくイヤだな、と思っていたのです。
広島のスーパーでも、惣菜をこうした形式にした店も出てきていますよね。
私たちは、絶対にそこでは買いません。

O157で女児重体、客が食品をトングですくう方式…熊谷の総菜店 来店客「衛生面で心配していた」
埼玉新聞 2017年8月21日
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/08/22/02_.html

スーパーに来る客は、常識のある人ばかりではありません。
商品を指でつつきまわしたり、
開封したり、
混ぜてみたり、
落とした物を元に戻したり、
別な場所に置き去りにしてみたり。
私たちは
袋入りのパンをつつき回してぐちゃぐちゃにして
それを元の位置に戻して、 次のパンをつつき回すオバサンを見たことがあります。
桃の季節には
「桃が傷むのでつつかないでください」と
注意書きが張り出されたスーパーを見たこともあります。
みんながみんな 良識を持った客ばかりではない。

惣菜バイキング方式の場合に問題になるのは
商品の表示が正しいという保証がなくなること。
(例:エビ入り商品を 他のコーナーの食品に混ぜられてしまうと
エビが入っていないはずの商品でエビアレルギーが起こることになります。)
細菌汚染等、衛生面は大丈夫であるという保証がなくなること。
(つつき回す人の指が清潔なはずはないです。
認知症の人の中には、便を自分の指でつつき、そのまま手を洗わない人もいます。
珍しいことではありません。
厨房でいくら衛生面に気をつけて食品を作ったとしても、
客が自由に触れられる状態にした時点で 衛生的とは言えなくなります。)

ホテルやレストランの「バイキング料理」ですと、
入場しているお客さんというのは
「一定以上の料金を支払うことの出来る人」という条件を満たしており、
この点で 客層に一定の水準はある、と思われます。
スーパーの総菜コーナーに来る客というのは
「どんな客が来るのか わからない」と考えておくべきです。
(ホテルのバイキングであっても、某国からの団体ツアー客がめちゃめちゃやっているのを
見たことはありますが。)

そういうわけで
我が家はスーパー等でサラダを買う場合には
あらかじめパックに入れられた物か、
店員が計量してパックに入れてくれる物、に限定しています。
客が自由にさわれる総菜の販売方法はやめるべきだ、と考えます。
この方式は、店が「人手をはぶいて売りたい」と思っただけですよね、
衛生面やアレルギーの問題を考えたことがあるとは思えません。

平田観光農園で。
種なし干し三次ピオーネ。
地元産品は、いろいろな形(加工品)で応援しなくてはね。
ワインのつまみに おいしいです。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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