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避難所としての体育館

2018年07月13日  

暑いですね。
吉島公園はせみ時雨です。
夏ですねー。
屋外にいる場合には、日中はできるだけ木陰・日陰ですごすようにしましょう。

昨日は、当方が参加しているNPOが主催するコンサート 夏の第九Hiroshima でした。
とても素晴らしいコンサートで
おそらく内容は中国新聞 文化面に出ると思いますから
内容は御紹介しません。
指揮 広上淳一さんの声掛けで会場全員が黙とうしたことだけ お伝えしておきます。

さて、避難所です。
当方は阪神淡路大震災のときに 医療支援チームの医師として神戸入りして
避難所(体育館)を1か所 担当しておりました。
その時と、まったく変わっていない、と思います。

自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感
避難者支援の貧困を考える
現代ビジネス 2018年7月10日
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56477

そもそも学校の体育館というのは 避難所として適切なのか?
という疑問があります。
きたる東南海地震のさい、
避難する場合は体育館や校舎1階はダメです、
そこしか開放されない場合は他に行くこと、
少なくとも3階以上に避難すること、
と地域の講演会ではお話しています。
津波がきたら、当地域は1階、場所によっては2階も 水没する予測エリアなんですよ。

今週の花
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コンサートのお知らせです。

人の心に平和のとりでを築くコンサート 2018
~理想よ甦れ~
日時 2018年7月22日(日) 15時開演(17:00頃終演予定)
会場 広島文化学園HBGホール
出演 指揮者:園田 隆一郎
一般公募による
演奏:平和を運ぶオーケストラ
合唱:平和を運ぶ合唱団

演奏曲目
第一部
F.シューベルト
交響曲第7番ロ短調D759「未完成」
第二部
P.サラサーテ
ツィゴイネルワイゼン
ヴァイオリンソロ:正戸里佳
G.F.ヘンデル
オラトリオ『メサイア』より「ハレルヤ」
L.v.ベートーヴェン
交響曲第9番ニ短調Op.125より第4楽章

演奏4曲の意味
終戦後 惨禍の広島に流れた音楽。

シューベルトの交響曲「未完成」は窓ガラスの割れた学校の講堂で演奏され 廃墟の中から立ち上がる「生存者」の心情と重なった。
焼け残ったホールで名女流ヴァイオリニストが演奏した「ツィゴイネルワイゼン」 何ものにも束縛されないロマの自由な暮らしに感動して作曲されたと言われる。
ナポレオン戦争で荒廃した人々の心に勇気を与えようとベートーヴェンが作曲した「第九」 戦後のバラック小屋の音楽喫茶店のレコード盤から流れるメロディに外まで人があふれた。
寒風の吹く段々畑に持ち出したオルガンで練習を重ねた女学生がバラック講堂で歌った。「ハレルヤ」

広島の復興を支えた理想主義は音楽とともにあった あの時広島に流れた名曲とともに。
理想よ甦れ!
http://music-peace.jp/concert.html#20180722

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