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高齢者のインフルエンザワクチン接種、10月1日 開始です

2020年10月1日  

カープ、
内野ゴロや四球で点を取る、というのが いいですね。
もちろんセイヤのホームランというのも いいですけど。
今日はスコット投手です、私はよく知りません。
序盤に大崩れしなければいいですね、応援しましょう!

 

当院の前を車などで走った人はお気づきかもしれませんが、
グリーンカーテンを落としました。
まだ朝顔も、宿根あさがおも 次々咲いてはいるのですけど、
葉がだいぶ落ちて スカスカのカーテンとなってきましたので。
プランターの花は、今年の選択は大当たりで、今もきれいに咲いています。
ですから、朝顔カーテンは落としたけれども、プランターは撤去せず。
もうしばらく花が楽しめますよ、ぜひ御覧ください。

 

さて、
高齢者のインフルエンザワクチン接種、10月1日 開始です。

「ワクチンの効果は長続きしないので、高齢者は いつ接種を受けるか、考えどころ」、
なんていう意見は、あまり意味がないと考えています。
次第に抗体価が下がるのは事実ですが、
では それで感染防御能が落ちて感染してしまうのか、というのは別な話です。
まして、高齢者に2回目の接種を、なんていうことは 特に今年は やってはいけないと考えます。
「金さえ払えば何をやってもいい」ということではないのです。
それよりも
できるだけ多くの人が接種を受けること、が大事です。
高齢者は一人1回にして、多くの人が接種を受けられるように、2回目分のワクチンは他の人に譲りましょう。

 

この内容にぴったりの論説は少ないですが、ありましたので、御紹介しておきます。

高齢者におけるインフルエンザワクチンの効果持続期間
ケンエー 感染症トピックス 2014年11月
https://www.kenei-pharm.com/medical/academic-info/icnews/2014/4031/

***引用
2010年の研究では65歳以上の成人の接種後6ヶ月の抗体価は統計学的に有意に減少していることが示された(ただし、抗体価は防御には十分と考えられている欧州医薬品委員会の基準値は満たしている)。
(中略)
65歳以上の成人ではインフルエンザワクチンの接種後は抗体価が減少してゆく可能性があるが、CDCは2回目の接種の推奨はしていない。2回目をルーチンに推奨すれば、経済的かつ時間的に2回の接種の余裕がない高齢者が全く接種しなくなるかもしれない。「2回接種しなければ効果がないならば、もう接種しない!」などと判断されることは避けたい。やはり、1回の接種を徹底することで高齢者すべてが接種することのほうが有利と思われる。
***引用終わり

 

今週の花
いつも花のあるクリニックを、と思っています。

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高齢者のインフルエンザワクチン接種、10月1日 開始です。
自己負担金額は1600円です(広島市民)。
自己負担免除となるかどうかは、接種前にあらかじめ書類交付等が必要となる場合もありますので
広島市の広報などを見て 事前に手配をお願いします。
いったん支払われた一部負担金は、あとから免除の手続きをしても 返還されません。

広島市
高齢者を対象としたインフルエンザの予防接種について
https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/72/2998.html

“高齢者のインフルエンザワクチン接種、10月1日 開始です” への2件のフィードバック

  1. 輝きライフ見遊録 より:

    何時も本音で情報提供していただき
    ありがとうございます。

    高齢者のワタスインフルエンザの
    駐車いや注射早速予約しようと思います😃

    • 輝きライフ見遊録さま
      緩和ケア医が返信しないのを見かねて
      横から失礼いたします。
      いつもありがとうございます。
      インフルエンザワクチンは打てるときに
      接種してしまいましょう。
      行動を起こしていただけてありがたいです。

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