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サプリは無害・無毒ではない

2020年10月2日  

朝は涼しくなってきましたね。
往診・訪問診療で市内を走り回っておりますと、
桜の木の紅葉がはじまっています。
まだ少しの葉ですが、黄色や赤が かかってきました。
イチョウも緑から黄緑に、黄色がかってきました。
もうすぐ紅葉の季節になります、楽しみですね。

 

カープ、
ギャンブル先発は、そうそううまく行きませんわな、仕方ない。
今日は床田投手です、応援しましょう!

 

さて、サプリの話題。
事情があって偏食が続く方以外では、サプリは必要がありません。
まずはバランスよい食事をするように 心がけるべきですし、
お金を使うならサプリではなく食事改善に使うべきです。

サプリというのは、安全・安心とは限らない、のですね。
製造も医薬品レベルとは大違いですので、何か混入することも ありえます。
プロ選手やトップアスリートでは 記録はく奪、出場資格停止なども起こりえます。

巨人、選手が摂取のサプリから微量の禁止成分検出と発表
朝日新聞デジタル 2019年9月25日
https://www.asahi.com/articles/ASM9T6DWPM9TUTQP01R.html

 

サプリなんて、食品と同じようなものでしょ、と思う方もいるかもしれませんが
じつは大違い。
米国では、連邦航空局が航空機パイロットにはサプリを禁止しています。
米軍では、各軍ごとにガイドラインはあり、航空機パイロットには禁止されているサプリもあります。
副作用が多く、危険である、という位置づけです。
禁止されているものは コエンザイムQ10 や高濃度カフェインなど。

摂取許可が必要なものとしては、グルコサミン、クレアチン、ノコギリパルメット(ノコギリヤシ)、など。

 

米国ではじまっているサプリメントに関する規制は日本にも及ぶ可能性がある、とされています。

パイロットのサプリメント摂取と指針
大分大学医学部 森井翔太ほか
宇宙航空環境医学 Vol.56,No.4.2019

 

サプリは無害、無毒という認識ではなくなりつつある、ということは
一般の方も知っておいてよいと思われます。
とくに プロフェッショナルと呼ばれる職業人は、摂取を避けるべきでありましょう。
資格や職、記録などを失う可能性があります。(=お金も名誉も失う、ということ)

 

お月見ですから、団子 と うさぎ。
吉島 光南町 旭堂の 生菓子うさぎ2種

団子2種

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高齢者のインフルエンザワクチン接種、10月1日 開始です。
自己負担金額は1600円です(広島市民)。
自己負担免除となるかどうかは、接種前にあらかじめ書類交付等が必要となる場合もありますので
広島市の広報などを見て 事前に手配をお願いします。
いったん支払われた一部負担金は、あとから免除の手続きをしても 返還されません。

広島市
高齢者を対象としたインフルエンザの予防接種について
https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/72/2998.html

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