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「理想の死の迎え方」とは

2021年06月11日  

暑いですね。
3日連続して30℃超えです。
昨日はアイスも買いました。
熱中症に用心しましょう!

 

カープ、
打てませんねえ・・・。
今日は大道投手です、初先発。応援しましょう!

 

コロナ関連では。
当院は在宅患者さん、施設患者さんへのワクチン接種に全力で取り組んでいます。
外来受診、あるいは集団接種会場での接種が難しい方については
ケアマネージャなどを通じて 当院に御相談ください。
自宅で接種を受ける、というのが 可能かもしれませんので。

 

東京オリンピックですが。
秋に延期がベスト、と当ブログに 何度か書きました。
イナカの開業医が言っても 説得力はありません。
でもね、神戸大学の感染症の教授も 同じ主張をされております。

ワクチン接種と変異ウイルスのスピード勝負 感染症専門医が五輪を延期したほうがいいと考える理由
専門家からも懸念の声が上がる中、開催に突き進むコロナ禍の東京五輪。感染症専門医の岩田健太郎さんは「秋に延期した方がいい」と話します。その理由とは?
BuzzFeed  2021/6/10
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-olympic-iwata-1

 

さて、
在宅で最期まで、というのは 難しいでしょうか?
御家族に 負担が重いでしょうか?

なーに、一人暮らしであっても、自宅で最期まで、は可能なんです。
御家族も、全部自分たちでやる必要はなく、任せる部分はプロに任せれば いいんですよ。
家族にしか出来ないこと に 専念すればいいのです。

「畳の上で死にたい」93歳の独身男性が”おひとりさま在宅死”で大往生するまで
在宅死の大きなメリットは「自由さ」
PRESIDENT Online 2021/5/28
https://president.jp/articles/-/46353
誰も手伝うご家族がいないという場合でも、天涯孤独な方でも、自宅で最期を迎えることができます。
今の日本の医療保険と介護保険の制度は、問題点を指摘されることもありますが、基本的によい制度だと私は思います。在宅医療を受け、介護保険サービスを上手に利用することで、ひとり暮らしの在宅死も可能になるのです。
***
ぜひ記事をお読みください。

 

今週の読書で 良かった本。こちらも ぜひお読み下さい。
今は、在宅患者さんへのコロナワクチン接種で 連日の残業、忙しいです。
で、忙しい時に 本を読んじゃうんですよね。
試験勉強せねばならない時に つい本を読んじゃう中学生・高校生と一緒でーす。

佐々涼子『エンド・オブ・ライフ』 本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞」受賞

エンド・オブ・ライフ


読み始めたら、泣きます。 読み終えたら、微笑んでいます。 最初から最後まで、心揺さぶられる本です。 ベストセラー『エンジェルフライト』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』の著者、佐々涼子が、こだわり続けてきた「理想の死の迎え方」に真っ正面から向き合った。 京都の診療所を訪れてから7年間、寄り添うように見てきた終末医療の現場を静かな筆致で綴る。 私たちに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれる感動ノンフィクション。 (あらすじ) 200名の患者を看取ってきた看護師の友人が病を得た。 「看取りのプロフェッショナル」である友人の、自身の最期への向き合い方は意外なものだった。 残された日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。 在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった著者の難病の母と、 彼女を自宅で献身的に介護する父の話を交え、 7年間にわたって見つめてきた在宅での終末医療の現場を描く。

 

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