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お天気キャスターに会える

2014年11月2日  

江波山気象館のイベントです。
11月2日、
テレビ各局などでおなじみのお天気キャスターの
トークショーがあります。

ぜひ会ってお話を聞きたいという人は以下で御確認を!
http://www.ebayama.jp/museum/2014kyasuta-.pdf


さて、
食べられなくなってきた時に
胃ろうを受けたいのか、受けたくないのか。
意思表示をあらかじめしておくことが大切です。
胃ろうと同様の問題として
透析というのもあります。
腎機能が悪くなってきた時に
透析を受けて生きたいと希望するのか、
それとも透析は受けたくないのか。

透析も胃ろうも
いったん開始してしまえば
中止の判断は実に難しくなります。

当方の知り合いで
糖尿病で眼の合併症がでて、
糖尿病性壊疽で下肢を切断した人がおりまして。
次は腎臓だよ、透析するかどうかの判断をする日が近々くるよ、
という状況になっていました。
(糖尿病の三大合併症は網膜症、腎症、末梢神経障害です。
末梢神経障害から進展して下肢切断になっていきます。)

本人は、透析を受けてまで生きたくない、
と繰り返し意思表明をし
親戚一同もそれを了承しておりました。

そして
今回は心筋梗塞をおこしてしまいました。
糖尿病がすすむと、今度は大血管障害(脳卒中、心筋梗塞)も
おこしてくるのです。
心筋梗塞の検査・治療では
心臓カテーテル検査がおこなわれます。
しかし、その検査には造影剤が使用されるのですが
造影剤を使うと腎臓ダメージが大きく
透析しなければいけません。
一時的な透析ですむのか、
そのまま永続的に透析が必要となるのか
それは予測できません。

本人は意識があり
透析は受けない、透析が必要となる検査(心臓検査)も受けない、
と意思表示しました。
親戚一同もその決定を尊重し
心臓カテーテル検査を受けないことになりました。
結果、心臓検査せず透析もすることなく、翌日に亡くなられました。

透析を受けない、ということは
腎機能が悪い段階では造影剤を使用した検査・治療も受けない、
ということに つながります。
自分はどこまでの治療は受けたい、
どこから以上の治療は受けたくない、という
ふだんからの意思表示が大切だ、と改めて思いました。


最近飲んだ酒 
宗玄酒造の純米大吟醸 能登乃国1300年
とてもおいしいです。
価格帯としては賀茂鶴の双鶴と同じ。
日常で飲む酒ではなく、お祝いの時に買う酒です。
双鶴は、ピンと研ぎ澄まされた、日本刀のようなイメージのおいしさ。
能登乃国1300年は、もっとおいしさの幅が広く、
「山」という漢字を思い浮べて貰えばわかるように
ピークが一つではなく、幅広く、広がるおいしさ、というか。
宗玄酒造の純米大吟醸はファーストクラスの日本酒に採用されましたが
それもわかりますね。

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