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そうだ、患者会に相談しよう!

涼しい、いい季節になりましたね。
昨日は幼稚園のバザーでした。
もちろん見に行って。
そのあと20㎞ランニングしてきました。
フルマラソンの3~4週間前には、20㎞以上の長距離ランニングを一度おこなっておく必要があるのです。
逆に、フルマラソンまで3週間を切ってくると、もう長距離練習はしてはいけません。
練習のしすぎは 体を壊すことになるのです。
いい季節なので、土手を走っている人も多いですね。
釣り人もたくさんおりました。
秋を楽しみましょう。

巨人の菅野投手は、さすがです。
大リーグには行かないんですかね。
カープ打線は菅野投手を打ち崩すのに策が必要です。
対戦が楽しみですね。

さて、ニセ医学の続きです。
昨日は、免疫療法についての相談は がん治療医か、緩和ケア医に、と書きました。
患者会に聞く、というのも いい方法だ、という記事がでております。
確かに、そうですね。
患者会に参加する、相談する、というのは とてもいい方法と思います。
自分はひとりぼっちではない、と思えるでしょうし、
「病気と戦った先輩や御家族」の実体験談のお話が聞けますし、
医師の口からは言えない内容の情報についても情報交換ができるのでないでしょうか。

注目集まる「がん免疫療法」 手法様々、正確な情報得て
朝日新聞 2018年10月7日
https://www.asahi.com/articles/ASLB724THLB7UBQU004.html

患者会の方の発言については、会員登録しないと読めないようです。
無料会員にもなれます。
高額な治療に踏み込む前に、新聞の有料会員の費用くらいは払って 情報を集めましょう!
患者会の一覧表についても 病院の相談室で紹介してもらえます。

どんな免疫細胞療法が宣伝され、実行されているのか。
各地で新聞などに広告宣伝を出し、患者を集めようとしています。
大事な情報と思いますので、上記から引用しておきます。
***引用
(「がん免疫細胞治療」の説明会の資料によると)
週2回の点滴を6週続けるのが1回の流れで、費用は400万円超。
これまでに約3千人が受けたというが、効果があった人数を質問しても明確な答えはなかった。
***引用終わり

「自身の血液を採り、がんを殺す免疫を増やした後で体に戻す」というと
いかにも効きそうな感じを受けますが
施行した側が、効果をおおやけに出来ないほど お話にならない治療法、ということなのです。
もし本当に効果があるのであれば
学会で発表し、論文で発表し、
ウチの治療法はこんなに効果が高いですよ、と「効果を競い合っている」はずなんです。
効果を聞かれて答えられない、というのは
そんな効果しかないならヤメタ、他の治療法にする、と言われるから、なんですよ。

専門家に言わせると「おまじないのようなもの」だそうで、
おまじないにしては高額すぎますよね。
そんなものにお金を使うくらいなら 御家族みんなで温泉旅行にでも行かれてはどうですか・・・
ということになるのです。

昨日の当ブログで御紹介した本庶さんの発言はとても大事で基本的なことと思いますので
連日ですがもう一度 本庶さんの発言の一部等を引用させていただきます。

***引用
肺がんなどで保険診療になっているオプジーボと異なり、科学的根拠がない治療を「がん免疫療法」とうたい、自由診療で提供している医療機関も多い。講演後に会見した本庶さんは「(科学的に裏付けのないがん免疫療法を)お金もうけに使うのは非人道的だ。わらにもすがる思いの患者に証拠のない治療を提供するのは問題だ」と強調した。
***引用おわり

八丁堀福屋 全国うまいもの大会 で 鯨カツと竜田揚げ 2パック買いました
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★インフルエンザ情報
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