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てんかんは 高齢者に多い病気です

2023年06月29日  

カープ、
横浜に連勝、よかったですね。阪神も負けましたし。
投手が 自分で打てば 自分が楽になります。
投手も打つ練習しなくちゃね。
今日は野村投手です、横浜戦3連勝を目指して応援しましょう!

 

昨日は 荒木脳神経外科病院 第6回 オープンカンファレンスに出席してきました。
WEB参加ではなく、現地参加です。
講演1:脳卒中後てんかんについて~慢性期を見据えたマネージメント
講師1:広島大学病院 てんかんセンター 飯田幸司 教授

講演2:小児期発症のてんかんについて
講師2:あらき脳・循環器・リハビリクリニック 岸高正 先生

要点(講演1)
てんかんは小児だけの病気ではない。
年代別にみると、小児期は多く、30-40代が一番少ないが、50代から増加しはじめ、75歳以上になると小児期より多い。 つまり、高齢者の病気である、とも言える。
高齢発症てんかんで多いのは FIAS焦点意識減損発作と呼ばれるタイプである。
焦点発作(=全身けいれん発作ではなく)で、 意識が減損する発作(=意識がはっきりしなくなる発作)。
急に口をもぐもぐさせたり、 よだれ垂らしたり、手指を回したり。 呼びかけてもはっきり返事をしない。覚えていない。
脳卒中後の場合は、脳のどの部分が障害されているか、で 発作パターンはさまざまである。
発作の内容によっては、「認知症が進行した」というのと 区別がむずかしい場合もある。
あれ、いつもと違うぞ、と 周囲が気づくことが重要である。

てんかんであれば、てんかん発作薬の使用で 以後は元通りに回復することがある。
てんかん発作薬は 新しい薬が次々と開発された。
日本では古い薬もいまだに使用されているが、併用薬との問題などもあり、アメリカなどと日本では 薬剤推奨に差が出ているので注意が必要である。
アメリカではラモトリギン、レベチラセタムなどが第一選択として推奨される。
ペランパネルも1日1回でよいので使いやすく有用で、高齢者には通常量の半分ではじめることも多い。
***

 

当院の医師は 2名とも 「認知症サポート医」です。
認知症高齢者の活動性が低下してきた場合に 「認知症の進行」のほかに「てんかん」があることも、「不活動型せん妄」があることも 知っております。
もちろん、低血糖や電解質異常、感染症や悪性腫瘍の存在 などがありうることも知っております。
ただ単に 「老衰の進行で 寿命が近い」、という場合もあります。
状態が下り坂の高齢者を 必ずしも全員 病院に連れて行かねばならないわけではありません。
病院に連れていける状況の人ばかりでもありません。
在宅診療を希望される場合などは どうぞお気軽に当院に御相談ください。
ケアマネージャさんや 訪問看護さんに相談されるのも よい方法です。

 

さて、益田市です。
中国道 むいかいちインターから 行きました。
浜田道から行く方法もありますが、現時点では むいかいち経由のほうが 少し早く着きます。
むいかいちから益田まで 道の駅が3つもあります。
むいかいち温泉、かきのきむら、シルクウェイにちはら。
もちろん全部立ち寄りました。
温泉が好きな人には、道の駅に温泉があるというのは いいかも。
かきのきむら、は 廿日市に出店されているので 名前は知っていましたが、ここに行くのははじめてでした。

それぞれの 道の駅で購入。
雪舟の里。
日本酒だと思い込んで買ったら、焼酎でした。益田の日本酒、買いそびれました。やっちまったなー。
もう一度行かねば。次は浜田道経由で行ってみたいですね。

高津川 天然あゆの甘露煮。高津川は水質日本一なんだそうです。
ダムがない川。

干し柿

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