ハチ毒とアナフィラキシー
昨日は雨が降り、気温は下がりました。
ようやくですね。
国道2号線沿い広島ガスの温度計は 24℃でした。
数日間で10℃ 低下したことになります。
このまますごしやすい季節になってくれるとよいですが
まだまだ30℃以上が続く予報です。
気温変化には気をつけましょう。
カープ、大瀬良投手いいですね!
これは、近いうちにノーヒットノーランが期待できるかもしれません。
楽しみですね。
一昨日は丸選手のホームランで決勝点。
昨日は鈴木選手のホームランで先取点・決勝点でした。
3番4番打者が試合を決めますから 強いはずですね、すごい。
今日は戸田投手です、応援しましょう!
さて、久しぶりに本日のお勉強です。
ハチ毒とアナフィラキシー
~ハチ毒アレルギー~
アレルギー(日本アレルギー学会誌)2018年
獨協医科大学埼玉医療センター呼吸器・アレルギー内科 平田博国 先生
要点
職種別のハチ刺傷では 林業(91.5%)、養蜂業(97.3%)などが多い。
このうち全身アナフィラキシー症状経験者は 林業で21.0%、養蜂業では31.0%である。
これらの職種ではハチ刺傷により全身アナフィラキシーを生じる危険性が極めて高い。
林業ではスズメバチ・アシナガバチが多く、養蜂業ではミツバチである。
しかし
エピペンの処方率、常時携帯者は非常に低いのが現状である。
エピペン処方者は林業では33.2%、養蜂業では12.5%である。
そのうちエピペンの常時携帯者は 林業52.1%、養蜂業では36.4%であった。
全身アナフィラキシー症状を経験した人だけについてみると
エピペン処方者は林業で57.1%、養蜂業では29.0%にすぎない。
職業的アレルギーである、ということを 雇用者も従業員も認識する必要がある。
また、エピペン処方および常時携帯という対策を もっと知り実行することが必要である。
***
ハチに刺されるかもしれない、という状況はあると思います。
山野で作業する人、具体的には林業、農業、建設業あるいは電気工事など。
一度刺された人が 2度目に刺されると アナフィラキシーをおこす可能性があります。
対応が遅れれば 死亡されることもある状況です。
対応、というのは エピペンを処方してもらい、常時持ち歩き、必要時にはちゅうちょなく注射する、ことです。
もちろん救急車も呼びますが、エピペン使用までの時間が短いほうが救命率は高いです。
上記論文のなかで
全身アナフィラキシー症状を経験した人(=死にかけたことがある人)であっても
エピペン処方者は林業で57.1%にすぎない、ということに 驚きました。
その経験のある人ならば 当然 全員が持っているべき物です。
上記に該当する人で、まだエピペンを持っていない人は、
当院に御相談ください。
当院はエピペン処方のできる医療機関です。
また、ネットで調べれば
お住いの場所の近くでエピペン処方が可能な医療機関リストを
調べることが出来ますよ。
お近くで御相談ください。
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朝食に。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
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ビリギャル の著者の方だそうです。
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