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三原のおみやげ おはぎのこだま

2024年02月14日  

昨日は いい天気でしたね。
暑くて 午後はアウターを脱ぎました。
冬はもう終わりですかね。

 

さて、
地震・災害に強いまちづくり、ですが。
津波や浸水に強い街にしようと思えば どうすればよいか、です。
1:強大な堤防で周囲を囲む。
これは1つの案でありまして、現在 東北でおこなわれている方法です。
広島でも 吉島や江波や観音の周囲をぐるりと 強大な堤防で囲ってしまえば、津波被害はありません。
採用を検討していい方法ではあります。

実現へ欠点としては 「道路・橋も その強大な堤防の上を通さねばならない」ということです。
人々が住んでいる高さからは 橋は相当昇らないといけません。
徒歩や自転車の方にとっては 島から出る、島にはいる、という動きは しんどくなります。
「橋はあるのだが、実質的に 住民は「孤立状態」で満足するしかない」ということです。

2:土地をかさ上げする。
現時点で 吉島の当地では 南海トラフ大地震による津波浸水は2.5メートルと推測されています。
余裕を見て 3メートルほど 地面をかさ上げすれば もう東南海地震なんかこわくない。

でも
土地のかさ上げ、というのは 1軒でおこなうことではなくて
地域全体でかさ上げでないと 出来ません。
そのためには 全住民が いったん圏域外に出て、
すべての建築物は壊し、
地面をかさ上げして
新たに全部建てなおす。
という手順になります。

それをすでに提言しておられる建築家(大学名誉教授)も おられるのです。
また、
東北で津波被害にあった地域では 「土地のかさ上げ」、「街の新築」ということに
踏み切っているエリアもあります。
夢物語ではないのです。
災害の後におこなうか、災害の前におこなって そなえておくか。
どちらがよいか、明らかですよね、と 私は思いますが、
みなさんは どうでしょうか?

行政の 街づくりに かかわる方々へ。
日本記者クラブでおこなわれた会見の動画がありますので、ぜひ御覧ください。
「能登半島地震」(6) 室﨑益輝・神戸大学名誉教授 2024.2.8

1時間半あります。

私たちは モデル事業が終わっても、「災害対応 吉島モデル」を作っていく動きは 止めませんよ。

 

三原のおみやげは おはぎのこだま。
かわ蝶さんの 隣のお店です。
神明市のあとに、行列に並んで買いました。
おはぎ と たこ足天ぷら。


たこ の 産地は 当然ですが書いてありません。
このサイズのタコは 瀬戸内では もう釣れないと思います。
北海か、海外か。

昔むかし、30年くらい前になりますが。
尾道 吉和の船頭か、 瀬戸田の船頭か 忘れましたが、
三原沖で 潮待ちのタイミングで 「たこ釣ってみるか?」と
たこ釣りの道具(たこテンヤ)を渡されたことがあります。
潮の動き(海流)が止まってしまうと、魚は釣れなくなるのです。
その時間帯は 飯を食うか、他の物を釣るか、です。

で、
釣っていると、糸が動かなくなってしまって。
「船頭さん、根がかり(岩などにひっかかった)じゃあ」と言うと
「そのまま上げろ」と 船頭さんは言うのです。
上げろといっても びくともしないので どうにもこうにも なりません。
手にタオルを何重にも巻いて、力比べです。
糸が切れるか、手が切れるか(ギブアップして糸を離すか)。
根くらべしていると、そのうちに 糸が上がるようになりました。
もちろんずっしり、重さの感覚としては 3㎏です。
根がかりした石がはずれて上がってきたのか、と思うと 大きな たこでした。
私の生涯でのタコ釣り大物は この時の3㎏、三原沖でした。

今はたこは不漁です。成長するのに 何年・何十年も かかるのだろうと思います。
レジャーボートで たこ釣りを楽しむ人が増えたので、三原沖のたこ資源は 枯渇しただろうということです。
今では3㎏のたこなんて 釣れないと思います。
仮に3㎏のたこが釣れたところで、「おはぎのこだま」のジャンボたこ天のような大きさではありません。
北海みずだこ(オホーツク海のたこは非常に大きい)、あるいは海外の輸入物であろうと 推測しております。

三原駅前で 三原神麺市。にぎわっておりました。

三原駅前で購入したプリン。

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