入院前に決めておくこと
昨日もコロナワクチン接種、コロナ検査、コロナ陽性患者対応で 忙しかったです。
本当は ランニングしたいんですけれども、時間がとれないんですよ。
何とかなりませんかねー・・・。
高齢者のなかには、コロナでなくても 急に状態が悪化することは ありえます。
で
救急病院は かなり受け入れ状況は厳しくなってきています。
急性期病棟でコロナ発生し、受け入れ出来ません、とか。
何軒もの病院に断られ
ようやく受け入れOKの病院が見つかりそうになった時に、
その病院の先生に言われたこと。
「悪化時に 挿管・人工呼吸など 延命治療を受ける希望があるのかどうか、決めてもらってください。
それから受け入れるかどうか 判断します。」
と。
ところが
高齢者の大半は認知症がありますので、自分で判断は出来ない人も多いです。
家族がいない、 または 連絡がつかないという人も 多いです。
後見人さんが付いている場合もあるのですが、
後見人さんが いきなり自分の判断で結論を出せるか、というと そうではありません。
「本人の意思(推定意思)に基づき行動することを基本とする」からです。
意思決定支援を踏まえた後見事務のガイドライン
厚生労働省 2020年(令和2年)10月30日
https://www.mhlw.go.jp/content/000750502.pdf
この方は もともと延命治療はしない方針の人でしたので、それを伝え、病院に受け入れていただきました。
「延命治療を受ける御希望が あるのですか、ないのですか」
ということに答えないと 入院させてもらえない時代です。
早めに御家族と 話し合っておきましょう。
では
延命治療って、どんなことをするんでしょうか?
お時間のある時に ぜひ記事をお読みください。
バキバキと骨が折れても心臓マッサージは続く…救急科の看護師が目を背けたくなった「延命治療」の壮絶さ
家族と対面するときには、変わり果てた姿になっている
PRESIDENT Online 2022/7/27
https://president.jp/articles/-/59928?page=1
春日キスヨ先生の11月27日講演会の録画を ユーチューブにアップしました。
折口医院ホームページ → お知らせ の順にすすんで下さい。
https://wahei.or.jp/
なお、
期間限定公開です。1月24日までの公開です。
視聴はかまいませんが、
無断でのダウンロード、あるいはDVD等での配布は禁止いたします。
9月25日の録画は、12月27日までの公開となっておりますので、お早めに視聴してください。
自分ではユーチューブなど見れないわあ・・・、という方は
若い人(家族・親戚や、隣人・知人、地域包括支援センターの人など)を ふんづかまえて
「見れるようにして!」、 「見せて!」 と 言ってみましょう。
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