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入院前に決めておくこと

2022年12月14日  

昨日もコロナワクチン接種、コロナ検査、コロナ陽性患者対応で 忙しかったです。
本当は ランニングしたいんですけれども、時間がとれないんですよ。
何とかなりませんかねー・・・。

 

高齢者のなかには、コロナでなくても 急に状態が悪化することは ありえます。

救急病院は かなり受け入れ状況は厳しくなってきています。
急性期病棟でコロナ発生し、受け入れ出来ません、とか。

何軒もの病院に断られ
ようやく受け入れOKの病院が見つかりそうになった時に、
その病院の先生に言われたこと。
「悪化時に 挿管・人工呼吸など 延命治療を受ける希望があるのかどうか、決めてもらってください。
それから受け入れるかどうか 判断します。」
と。
ところが
高齢者の大半は認知症がありますので、自分で判断は出来ない人も多いです。
家族がいない、 または 連絡がつかないという人も 多いです。
後見人さんが付いている場合もあるのですが、
後見人さんが いきなり自分の判断で結論を出せるか、というと そうではありません。

「本人の意思(推定意思)に基づき行動することを基本とする」からです。

意思決定支援を踏まえた後見事務のガイドライン
厚生労働省 2020年(令和2年)10月30日
https://www.mhlw.go.jp/content/000750502.pdf

この方は もともと延命治療はしない方針の人でしたので、それを伝え、病院に受け入れていただきました。

「延命治療を受ける御希望が あるのですか、ないのですか」
ということに答えないと 入院させてもらえない時代です。
早めに御家族と 話し合っておきましょう。

 

では
延命治療って、どんなことをするんでしょうか?
お時間のある時に ぜひ記事をお読みください。

バキバキと骨が折れても心臓マッサージは続く…救急科の看護師が目を背けたくなった「延命治療」の壮絶さ
家族と対面するときには、変わり果てた姿になっている
PRESIDENT Online 2022/7/27
https://president.jp/articles/-/59928?page=1

 

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春日キスヨ先生の11月27日講演会の録画を ユーチューブにアップしました。
折口医院ホームページ → お知らせ の順にすすんで下さい。
https://wahei.or.jp/

なお、
期間限定公開です。1月24日までの公開です。
視聴はかまいませんが、
無断でのダウンロード、あるいはDVD等での配布は禁止いたします。
9月25日の録画は、12月27日までの公開となっておりますので、お早めに視聴してください。

自分ではユーチューブなど見れないわあ・・・、という方は
若い人(家族・親戚や、隣人・知人、地域包括支援センターの人など)を ふんづかまえて
「見れるようにして!」、 「見せて!」 と 言ってみましょう。

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