医師の働き方改革
G7ですが。
在宅での介護ヘルパーさんたちも 移動は難しくなります。
ヘルパーさんの移動は 車ではなく、バイクや自転車のことが多いです。
車ですと 駐車場探しに時間がかかりますし、駐車料金もかかりますので、徒歩、バイク、自転車。
で
交通規制や渋滞で、車・バイクでの移動がむずかしいであろう、ということで
ある事業所では
自転車移動のヘルパーさんに G7時期のシフトを主に割り振っているそうです。
これに対して
まだ全く動きのない事業所もあるそうで、従業員の方が心配しているくらいです。
こうした事業所の経営幹部は いったい何を考えていますかね?
当社には何の影響もない、と 「見切って」いるなら たいしたものですが。
大学も 休校・休講・オンライン授業が 決まってきましたね。
なにしろ教員も学生も事務職も 移動が出来るかどうかアヤシイですので、休校が望ましいと思います。
大学でいうと、こんな記事が。
大学病院の9割「研究成果が減少」と危惧…「医師の働き方改革」で残業規制へ
読売新聞 2023/04/19
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20230419-OYT1T50094/
研究成果があがるかどうか、は アイデア、研究費、研究体制によります。
国は 各大学への交付金を 年々減らしてきています。
また、
研究者も「任期制」が導入されてきています。
多くは5年で、5年のうちに成果をあげなければクビ、というわけです。
5年のうち 最初の1年は 準備に必要、最後の1年は論文発表に必要、とすれば
実質の研究期間は 3年しかありません。
十何年もコツコツ研究して ようやく成果の出る研究も多いですが、
この「短期任用制」では そんな研究には手を付けられません。
目先の 短期で結果の出る、小さな成果の研究を繰り返すしか ありませんので、
世界をうならせる研究など 出来なくなっているんです。
日本ではもう少したつと 二度とノーベル賞は出ない、と言われるほどなんです。
それを 「医師の働き方改革が悪い、問題だ」 というような 大学トップは 問題があります。
研究については また別の機会に とりあげます。
単純に考えていただきたいのは
ほぼ徹夜の医師に 診察してもらいたいですか? 生死にかかわる手術を執刀してもらいたいですか?
ということ。
しっかり休養もとり、心身ともに充実している医師にしか 生死をあずけたくないですよね??
どんなに体育会系のタフな医師であったって、連続36時間勤務なんていう状況におかれては、判断ミス、医療ミスもおこしやすくなるでしょう。
それではダメだ、ということなんです。
華鳩
G7広島サミット2023ラベル 、広島県産100%の特別純米。
しぼり花ハト こいおまち純米吟醸 無濾過生原酒
島の蔵『華鳩』の蔵開き2023開催します!
4/29(祝・土)~5/3(祝・水)10:00~16:30
【業務連絡】医師募集。内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけ命を張って働いているのに、むくわれないというのは、病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高給優遇」のところは見つかると思います。
ただし、高給優遇で求人するということは、キツい職場、あるいは やりがいは少ない職場だ(やり手がいない)という覚悟は必要です。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。
在宅診療は楽しいですし、在宅緩和ケアは やりがいありますよ!
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