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新型の電動車いす

2014年03月22日  

昨日は、広島市交通科学館に行ってきました。
九州工業大学の「最先端ロボットショー」
3月21日・22日で開催中です。
1日3回。①10:15~②12:45~③14:15~(所要約30分)。
参加無料です。
面白いですよ。

2つだけ、御紹介しておきます。
1:船体おそうじロボット
船には、ほうっておくとフジツボなどが付着します。
そのままにしておくと、航行の抵抗が大きくなるため
スピードが上がらず、燃費も非常に悪くなります。
ですから、
定期的にフジツボなどの除去作業「おそうじ」をしないといけません。
漁船程度の大きさの小型船舶であれば、
クレーンで陸揚げして、陸上で作業ができます。

しかし、超大型船やタンカーなど、
ドック入りして作業すると莫大な費用がかかります。
ドック入りも簡単なことではありません。
かといって
潜水作業員による人力作業も大変ですし、危険でもあります。

それを解決するために開発されたのが 船体おそうじロボット。
船体に密着するようにスクリューを回しつつ
おそうじブラシを回転させながら移動していけば
船体のおそうじを無人でおこなうことが可能です。

たとえば、
広島に寄港する客船や自動車運搬船。
停泊している1泊や2泊の間に
船体おそうじロボットを数台投入して
「出船までにはキレイになり、航行性能も復活しますよ」、
なんていう利用方法も可能です。
ベンチャー企業として成立すると思うのですが、誰かやりませんかね?
(当方にはアイデア料をくださーい!)

2:新型電動車いす
通常の車いすは大きな車輪が2個、
補助輪が数個で構成されています。
前進・後進、右旋回・左旋回という動きをします。
電動車いすは3輪ないし4輪ですが、考え方は同じです。
しかし、
オムニホイールという車輪を利用すれば
上記移動は当然できるとして
平行移動や回転も可能となります。
自分は前、正面を向いたまま 右斜め前方向などへの平行移動が出来るのです。
位置を移動せず向きを自由に変える回転運動も出来ます。
この方法であれば
せまい場所でもスムーズに移動でき、
切り返しなどの動きをする必要がなくなります。
移動操作性が、はっきり格段に向上します。
また電動車いすの車体を小さくすることも可能です。

オムニホイールは、ロボカップというサッカーロボットには
すでに採用され一般的なものとなっています。
屋外用の電動車いすに使用するには、
段差を乗り越えるためにサイズが大きなオムニホイールが必要と思われ
その開発と耐久性の向上が必要と思いますが
技術的にはすぐに利用可能なものだろうと考えます。

こういった最新ロボットを目の前で演示・解説してくれますし
オムニホイール車いすには試乗も出来ます。
ぜひ見に行ってみてください。

オムニホイール電動車いす
後方には船体おそうじロボが見えています
P1060465.JPG

サッカーロボ
360度カメラを搭載し、どの方向のボールでもすぐ追いかけます
P1060463.JPG

階段昇降ロボ
将来のレスキューロボット(災害救助ロボット)につながる走行機構アイデアです
現状だとまだまだ改良の余地はありそうです。
P1060462.JPG

ちから の おはぎ
スーパーでも おはぎを何種類も売っていますが、
どうせなら おいしいおはぎが食べたいなあ、と思いまして。
昨日、寺町でのお墓参りのあと、
十日市のちからで おはぎ他 買いました。
P1060470.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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