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最期の段階で点滴は

2019年04月22日 , 

カープ、
序盤に大量得点をしてくれると 投手は楽になりますね。
ジョンソン投手に勝ちがつきました。
まだ制球に苦しんでいるようですけれど
これで気分も楽になるでしょうから次回からの登板が楽しみですね。

昨夜も看取りがありました。
苦しいことも痛いこともなく
遠方からの御家族も来られ
多くの方に見守られながらの静かなお別れが出来ました。

食べなくなった、水分も飲まなくなった。意識もない。
この状態で
食べたり飲んだりしないので点滴はどうですか?
と御家族に質問されることがあります。

最期の段階では、不自然なことはしないほうがいい、
少し脱水気味に経過したほうが本人にとって楽に経過できる、
ということは
緩和ケア医や在宅で看取りをおこなっているチームの人たちは全員知っていることです。
点滴をしても寿命は延びない、というデータもある。
点滴をおこない余分な水分を強制的に体に入れることで様々な弊害が生じ苦しまれた例は数多い。
だから我々は終末期には点滴をしないという選択肢を示し、これを推奨させていだたくわけです。
でも
その説明がなかなか難しいことでした。
消極的判断、と言えるものかもしれません。

最近、
今が最善のバランスなのでそれを崩さないためにあえてしないという積極的な判断なんですよ
という「積極的判断」という説明が行われている施設も出てきているようです。

来月、3時間の講演会を引き受けています。
3時間といえば大学の授業で2コマ。
これまで多くの講演会を引き受けてきましたが、2時間以内のものばかりでしたので
今回の3時間というのは 私にとって初挑戦でもあります。

エンドオブライフケア について
最新の情報も含めて
聴きに来てよかった、と思える講演会にしようと思っています。
5月の連休は 1日をのぞき 講演会準備にすべて充てる予定です。
読まなくてはいけない本があと2冊。
それからスライド原稿を完成させねば・・・。

最近食べた和菓子
たかの橋商店街 聖山堂(せいざんどう) 桜餅
P1100590.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

講演会のお知らせ です。

百まで生きる覚悟
演題 百まで生きる覚悟
講師 春日キスヨさん(高齢社会をよくする女性の会・広島代表・臨床心理学者)
内容
多くの高齢者が、「終活はバッチリ」「子どもの世話にはならない」と言いながら、結局は「成りゆき任せ」のまま、「子どもの世話」になる形で生涯を終えるしかない。「将来への不安」を持ちながら、その不安を具体的に解決していく手立てや知識がなかなか見つからない。そこには現代日本の高齢者が前人未踏の超長寿社会に生きていることが関わっていると考えます。
では、新たな時代変化に応じて求められる生活知や情報、そして備えとして求められる老い支度とはどんなことでしょうか。そんなことを一緒に考えていきましょう。
期日 2019年4月23日(火) 13:30~
場所 広島県民文化センター
料金 999円
チケット販売 広島県民文化センター1Fフロント
エディオン広島本店プレイガイド(サンモール1F)
アルパーク天満屋3F プレイガイド
http://www.wabashiroshima.org/

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