温泉療法のススメ
今週は、いろいろと忙しい週です。
オールスター戦も見ることも聴くこともできないままでしたが
カープから選出の選手がそれぞれ活躍したそうで
いいですね!
オールスターで主力選手が活躍したら
リーグ戦での活躍が期待されますね。
優勝めざして後半戦もがんばって応援しましょう!
さて、
温泉療法です。
高齢になり、認知症が加わってきますと
身の回りのことが出来なくなります。
適切な衣服を着ることも出来なくなり、
入浴や洗髪など、
「体をきれいに保つ」ことが出来なくなります。
何か月も入浴していない、という認知症の高齢者も珍しくありません。
まわりが入浴をすすめても
本人が頑として拒否するのです。
一人暮らしの場合には、「訪問入浴」という方法があることを説明しても
まったく聞き入れてもらえません。
デイサービスに行くと、
昼食や入浴をしてもらうことが出来ます。
そこで、当方やケアマネージャがデイサービス利用をおすすめしても
やはりなかなか受け入れてもらえません。
先日うまくいった例を御紹介します。
膝が痛い、という症状をお持ちの方でした。
そこで
「温泉療法を受けてみましょう、
リウマチの痛みなどに温泉治療がいいって よく聞きますよね」
と持ちかけてみたのです。
昔むかし、温泉に行った記憶が残っていたのでしょう、
ためしに温泉治療してみる、というのは
受け入れてもらえました。
温泉治療っていっても、
たんに普通にデイサービスに行って
入浴させてもらう、っていうだけのことなんですけどね。
本当の温泉に出かけるわけではないのですよ。
医師も、御家族も、ケアマネージャもデイサービス施設職員も
みんなで「温泉療法」だと口裏を合わせているだけなんです。
でも
入浴してみると気持ちよかったみたいで、
毎週のデイサービス利用を受け入れてもらうことが出来ました。
汗をかく夏場の清潔保持に、これでちょっと一安心です。
デイサービスの利用を受け入れてくれない認知症の方に、
「温泉療法を受けてみましょう」と
医師の口からオススメする、という一芝居は
人によっては有効な方法かもしれませんよ。
セブンイレブンの あずき抹茶氷
毎日、往診や訪問診療で、一番暑い14時頃に
市内を走り回っています。
暑さでへばる時にはアイスがおいしいですね。
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