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白竜湖で緩和ケア薬剤師が思ったこと

2023年11月7日  

白竜湖マラソンでは、 多くの参加者は 体育館にレジャーシートを広げます。
ここで着替えをしたり、ストレッチしたりします。
中には 屋外(木の下など)に場所を取る方もおられますが いい場所は早い物勝ちです。
夫婦や家族で来られている方が多いのですが、
ランナーが走る間、1時間ほど(ハーフマラソンだと2時間程度) することがないので
体育館の中で本を読んですごしたり、沿道に応援に出たり、まわりを歩いたりして すごします。

今回、体育館の中の人数が とても少なかったです。
大会参加者が少ないのだ、と言われれば それだけのことですが。
体育館内がひろびろと使えたのですね。
そして
例年 体育館内の留守番は もっと人数が多かったのです。
それも 子供連れで留守番している人が多かった。
それが 今年は子連れ留守番は ほぼゼロです。
今の日本は、「親子連れ」が 急減しているのではないか、と思いました。

どんな生物であっても、「子どもが少ない」ということは 絶滅を意味します。
日本人は絶滅しますよ、このままでは。
少子化対策に○○支援、という生ぬるいことを言っている場合ではなくて
絶滅危惧種に あらゆる保護策を打たねばいけないでしょう。
「若者が 若いうちに子供が3人以上 持てる社会」を 構築せねばなりませんですよ。

 

関連しますが、もう1つの気づきは、 参加ランナーが 高齢者ばかりであったこと。
開会式あいさつの中でも触れられましたが
健康増進にランニングブームは続いています。
北海道からの参加者もあったそうです。
しかし
健康増進で走っているのは 年よりばかりではないか、というのが 緩和ケア薬剤師が見た光景です。
走っている若い人が少ない。

人口比率として、若い人が減って 高齢者が増えている、というのは あるとしても
若い人に健康管理・健康増進の意識が足りないのではないか。
健康増進を理解してもらう政府の施策が力不足なのではないか。
あるいは小中高校での健康教育が不足しているのではないか。

今の若い世代が 十数年たって 壮年・高齢になってきたときに
みんな病人ばかりになっているのでは やはり日本は滅びます。
若い人にこそ 健康の大切さを 知ってもらいたいです。
健康の基本は 「適切な食事と運動」。
なにが どうであれば 適切なのか?
その「適切」についての教育は こどもの時から必要なことでしょう。

 

白竜湖マラソンの写真
ゴール後。暑くてヘロヘロでのゴールです。
第40回 記念大会でした。三原市長も10㎞の部を走られました。

売店が出てます。地元の野菜なども購入しています(写真なし)。
赤米おはぎ、もち(よもぎ、紫いも)、ぜんざい(もち2個入りです)

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