認知症徘徊事故、最高裁の判断が3月1日
2016年02月3日 :緩和ケア医のつぶやき
認知症の方が徘徊でおこした事故
家族は、どこまで賠償責任を負うのか。
いよいよ最高裁の判断が出るそうです。
認知症で徘徊事故訴訟、3月に判決 賠償責任、初判断へ
朝日新聞2016年2月2日
http://www.asahi.com/articles/ASJ22460MJ22UTIL01G.html
最高裁の判断が、3月1日に出ることになったそうです。
もし家族に賠償責任がある、とするなら。
認知症の方を、24時間、目を離さず自宅で見ることは不可能です。
徘徊高齢者は 施設に入れるしかないのか、ということになります。
施設をたくさん作り、すぐに入所できるようにするしかないのか。
しかし、
介護の現場では 施設を解体し、
認知症高齢者を地域に返す試みがはじまっています。
施設で暮らすことは、本人にも家族にも 幸せとは言えないからです。
新潟の特養、こぶし園の試みで
いま日本中で注目されています。
いろいろ記事に取り上げられていますので、調べてみてください。
たとえば
ふくしの樹
“社会の避難所”から脱却する介護施設・サービスを
http://fukushino-ki.jp/int/manager003/
最後まで安心して自宅で・地域で 住み続けることが出来る社会を
作っていかねばなりません。
たかの橋 珍味
レバーの天ぷら。メニューには出ていません。
★インフルエンザ情報
新しい情報は出てきていません。ホームページが更新されていないです。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。
また
熱や咳、下痢のある人は
病院や高齢者施設へのお見舞いには行かないでください。
病院内・施設内で流行すると、死亡者が出ます。
よろしくお願いいたします。