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雪虫、飛びました

2020年12月4日  

昨日は冷たい雨が降ったり。冬近しですね。
雨のあと、虹がきれいだったです。
昨日の虹は、紫色がかなりきれいに出ていました。
みんなに いいことがあると いいですね!
雪虫が飛んでいるのも見ました。
雪の季節も、もうすぐです。
市内を往診・訪問診療で走り回っていますと、季節を感じることができて、うれしいことです。

 

さて、
広島では高齢者施設でクラスター発生しました。
グループホームです。
認知症の方が、助け合いながら共同生活している入所施設です。

広島市の高齢者施設でクラスター
NHK NEWSWEB 2020年12月3日
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20201203/4000009877.html

ニュースによると、
この施設は、家族の面会を制限していないということらしいです。

 

厚生労働省が、「介護施設での面会制限をゆるめてよろしい」、という通達を出しましたので
各施設がそれぞれの事情・ポリシーに応じて 面会制限をゆるめておりました。
しかし、まるっきり面会制限なし、というのは リスクが高い、ということなのでしょう。

高齢者、および 高齢者施設を守らねばなりません。
このニュースで、ほとんどの介護施設は 再度ビビリあがってしまいました。
当方の関与している某施設では、面会はふたたび全面禁止となりました。
第三波の動向が見通せませんので、全面禁止も仕方ないことだと思います。

 

今回の介護施設クラスターでの患者は、全員が入院となるそうです。
人数が多いので 病院のベッドの空き状況が きびしくなってきています。

コロナ患者は1つの病院に集めればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、
その病院の勤務者にとっては、非常に強いストレスとなります。

大阪では赤信号となり、外出自粛要請が出される事態となりました。
その大阪で コロナ専門病院に指定されていたのが 十三市民病院です。
そこでは 医師や看護師が かなり離職しています。

十三市民病院 医師10人・看護職員22人が離職
MBSニュース 2020/12/3
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20201203/GE00036050.shtml

 

広島では、コロナ患者の受け入れは 主に舟入市民病院がおこなっています。
舟入病院にばかり負担を押し付けていたのでは
舟入病院の医師・看護師も大量に辞職、ということも おこりうるかもしれません。
もちろん、他にも患者を受け入れている病院はあり、その状況は同じだと思われます。

覚悟を決めて、必死に働いてくださっているのですから、
みんなでそれを支えていかねばなりません。
風評被害など生じないようにせねばなりません。
○○病院の職員の子供は 保育園/幼稚園では受け入れません、
とか
○○病院の職員の家族は、デイサービスなど高齢者施設で受け入れません、
ということが おこらないようにしてもらわねばなりません。
(第一波のときには、実際におこった出来事のようです。
こういう目にあうと、医療者の心が折れてしまうんです。)

 

今週の花

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医療現場への負担を軽減するためにも今一度、
・屋内ではマスクを着ける
・3密を避ける(特に職場での休憩時間や会食)
・こまめに手洗いをする
といった、基本的な感染対策について徹底しましょう。
よろしくお願い申し上げます。

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