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高屋町白市の 古い町家

2024年01月16日  

昨日は 日が当たると 暖かかったですね。
往診・訪問診療の車は 暖房を消しても大丈夫でした。
ありがたいことです。

 

さて、
日曜日午前は 東広島市美術展 町家美術館 に 行きました。
高屋町白市地区です。
一般見学用に開放されているのは 4件の町家。
ほかにも古い住宅はありそうですが、開放されておりません。
人が住んでおられるのか、あるいは 開放できないほど朽ちて危険なのかは わかりません。

町家見学で トイレが使用できるかどうか わかりませんので、まずショージ古市店にて ドリンクの買い物・トイレ休憩です。
そこから車で坂道を上り すぐ右に曲がると もうそこが古市の古い街並みになります。
集落にはいってすぐ左に 駐車場があります。
白市探訪駐車場。 町家エリアマップも立っておりますので、すぐわかります。20台くらい駐車可能です。

ここから坂道を歩いて登っていくと。
まず左に大藤家住宅。ここは最近 持ち主が代わり、主が不在時だと奥の見学は難しいようです。
この日は 来ておられて、奥の奥まで案内をしてくださいました。
しかし。維持・補修はかなり大変だそうです。
かまども、 修理できる職人(左官)は もう世の中に いないそうです。
すりガラスが多く使用されていますが、今ではこのガラスは手に入りません。

次は右に 保手濱家住宅。
ガラスの引き違い戸など、当時の商店の構造を残しています。

その奥、右側に 旧木原家住宅。
江戸初期に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
天井がとても高い造りで 梁の渡し方なども 非常に珍しいです。
ここは重文に指定されているだけあって、館内に解説パネルが何枚も用意されています。

坂を上り切って左に曲がると 左に 伊原家住宅。
数寄屋づくりで 細部まで手が込んでいます。
見れば見るほど おおっ、ここも こんなになってる、 ここまで作ってある!
と 感動ものです。
欄間、天井、縁側、釘隠しなどなど 細工・趣向がこらされています。
壁の「焼き杉」も 非常に立派なものです。

室内から道路を見たところ。

会期は1月28日までです。
せっかくのチャンスですので、ぜひ ぶらぶら散策をお楽しみください。
古い建物に興味のある我々が ゆっくり回って1時間。
あまりそこまで興味ない方なら 4軒回っても 20分くらい、で 回れると思います。
ふだんでしたら入場料が必要な 旧木原家住宅も 無料で入れます。
シールラリーで4か所まわれば 記念品がもらえます。
チケットホルダーあるいはマスクホルダー。

東広島市美術展「町家美術館」、および「しらいち町家アートフェス」。
https://east-hiroshima.info/news/news/higashihiroshima-art-exhibition
http://shiraichimachiya.net/

今回は立ち寄りませんでしたが、
昔 栄えた街は お寺も立派なはずなんです。
相当な寄進があったはずで、すごい建物・装飾・仏像が 見られることがあります。
今度は白市地区のお寺も回ってみたいですね。

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お知らせです。
コールアカシアコンサート。
1月20日(土)14時から 県民文化センター 大ホール。
全席 自由席、無料です。
ぜひ御来場ください。

 

私どもの本が出ます。
出版は1月17日です。
予約受付中。
実店舗での予約でも いいですよ。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売)ご予約受付中
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出版社内容情報
広島で長年、在宅緩和ケアの革新的な取り組みをおこなってきた医師が、患者との出会いから看取りまでの数々のストーリーを紹介。「医療と関わりたくない」「自宅に帰りたい」「好きなものを食べて死にたい」など、さまざまな希望を聞き取り、それを叶えたり叶えられなかったりしながら亡くなっていく人たちの話を綴りながら、どうすれば在宅緩和ケアにつながれるのかがわからずに途方に暮れている家族たちにも必要な情報を伝える。
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在宅緩和ケア医が出会った 「最期は自宅で」30の逝き方 (光文社新書) 新書 – 2024/1/17
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日程次第です、御相談ください。

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