高齢者は 「コロナ陽性の誤嚥性肺炎」が ほとんど
年末年始の休診のお知らせです。
12月29日から1月3日まで 休診いたします。
御了承ください。
29日から1月3日までの外来診察は、当番医などをご利用ください。
広島市ホームページ 令和4年度 年末年始の医療機関
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/holidaymedicalcare/195631.html
昨日は まだ午前・午後とも診療している医療機関もありましたし、
やっている薬局も それなりに多かったので、
そう困ることは ありませんでした。
薬局の大半が休みにはいる本日からが 正念場です。
なお、
当院かかりつけの在宅患者さんについては 年末年始も必要な訪問診療をしておりますし、往診依頼にも対応しています(状況次第)。
もし、「どうしても家に帰りたい、家で死にたい。不自然なことはせず自然に」ということであれば
一応 御相談ください。
状況をお聞きし、可能なら可能、不可能なら不可能と お返事させていただきますので。
昨日も、往診・訪問診療てんこもりでした。
業務終了は19時半。
いつもの日と ほぼ同じくらいの終了時刻です。
本来であれば 昼過ぎには訪問診療を終え、「ランニングでもするか」、という予定だったんですが。
疲れました。
診察した人数は少なかったのですが、病院に何人もお願いするような 重症・困難事例 続出でした。
患者さんも 御家族も、年末ですので遠慮して「がまん」されることが 多いんですよねー。
でも
治療せねばならない状態ならば 早く治療開始したほうが 軽症ですむし、早く治ります。
がまんして こじらせるのは 得策ではないんです。
紹介を引き受けてくださった病院のみなさまに 感謝感謝です。
さて、コロナです。
今は 「コロナ肺炎」は少なく、
高齢者の「コロナ陽性の誤嚥性肺炎」が ほとんどです。
コロナの初期は 死亡率も高く、「ステイホーム」なんて 言われてきました。
今は 死亡率は 季節性インフルエンザ並みに低下しておりますが、
高齢者の頭の中では 「コロナ怖い、コロナ怖い。家でおとなしく じっと」から 更新されていないのです。
なので
外出しない、歩かない。人との会話もありません。
デイサービスを断って 自宅に閉じこもっている高齢者も まだ多いのです。
歩かないと 寝たきりになっていき、さいごは誤嚥性肺炎をおこします。
人と会わないと 認知症が進行し、結果として 寝たきり・誤嚥性肺炎になります。
コロナではなく、誤嚥性肺炎が 命取りに なるんです。
外に出ましょう、歩きましょう。
人と会って 話をしましょう。
教室やサークル活動に参加しましょう。
宴会やりましょう、忘年会・新年会 大いにけっこう!
そういうことを
マスコミはもっと大きく報道していってもらいたいです。
新型コロナ第8波の「肺炎」は、コロナ禍初期の「肺炎」とはまったく違う
Yahoo 倉原優 呼吸器内科医 2022/12/29
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20221229-00330382
三良坂フロマージュ 平田観光農園さんの秋映(あきばえ:りんご)
少し前の画像です。
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たとえば外科ですと。
皮膚の色を見ただけで、これはマズイ、これは大丈夫、など
判断できる場面も 内科医よりは 多いことでしょう。
どうするのが 本人にとって 一番良い選択肢なのか?
これは経験にもとづく外科医の判断が役に立つでしょう。
外科の専門知識・技能が発揮できる場面も とても多いんですよ。
大変参考になります。
ありがとうございます。
元安川さま
コメントありがとうございます。
これは、と思う記事を 御紹介できれば、と思っております。
よろしくお願いいたします