ブログ

いろいろな感染症が同時に流行しています

2024年01月5日  

当院は1月4日から 外来診療、在宅診療 通常通りです。
千田町夜間急病センターも 1月4日から通常通りです。

昨日 1月4日の朝は 発熱の外来患者さんが 途切れませんでした。
受付開始から いきなりインフル、感染性胃腸炎、コロナ、インフル、コロナ、感染性胃腸炎・・・。
こりゃいったい どうなることやら・・・。
その後は、
昨日 舟入病院を受診したが、インフル・コロナ検査は陰性だった。
薬ももらったが、今日も治らないので来院した。
ノドが痛いのだが、昨日はノドは見てくれなかった・・・。
診察すると、扁桃腺炎でした。潰瘍も出来ているし、そりゃ抗生物質がないと 治りませんよね。
(注:小児の扁桃炎は抗生物質が必ず必要ということも ありません。
小児では 抗生物質なし、のほうが 良い結果となることもあります。
が、成人で ある程度 病状が重い場合は 抗生物質がないと しんどいと思います。
どの抗生物質を処方するか、というのは 医師の腕の見せ所、ふだんの勉強の量がここで差が付きます。)

あるいは
昨日 舟入病院に行ったのだが2時間待ちで、しんどいので受診せずそのまま帰った、
それで今日ここに受診しました。
とか。
年末年始の舟入病院(内科)の混雑状況というのは 感染症の流行度合いに左右されます。
この年末年始は 感染症が流行している、ということなんですね。
とにかく
インフルエンザ、コロナ、胃腸炎など いろいろな感染症が同時に流行しています。
手洗い、手指消毒を徹底しましょう!

 

さて
災害ですが。
広島市中区あたりでは 対応を想定すべき災害は主には3つです。
1つは 感染症。 新型コロナで 経験済みですよね。
それを除外すると
想定すべきは 直下型地震と 東南海トラフ大地震による津波です。
広島には五日市断層、己斐断層があり、いずれも活断層です。
直下型地震が生じる可能性は 行政でも想定ずみであり、中区あたりで震度6強が予測されています。
西区・佐伯区では 震度7も ありえます。
直下型地震では 圧死 を防ぐことが なにより大切です。
建物の倒壊を防ぐこと、大型家具・家電の倒壊を防ぐこと、が 重要です。
古い日本の木造家屋は、直下型地震では倒壊します、家の一番上に「瓦」という重い物が乗っているため、です。
柱・はり を L字金具で耐震補強することで 倒壊は かなり防げます。
とにかく すべての柱とはりを すべての方向にL字金具で固定すること。
可能なら 斜交い(はすかい)を入れればよいですが、これは住宅メーカー・工務店さん・大工さんと相談となります。
斜交いは テキトーに入れておけばよい、というものでは ありません。
シロートは 斜交いには 手を出さない。

 

家具の倒壊防止には つっぱりポールなどが出回っていますが、
プラスチック製のものは 経年劣化します、 イザという時に割れたり はずれたりして 役立たない危険性があります。
やはり大型家具は L字金具で壁や柱、はり に 固定するのが 確実です。
家具・家電の ズレ防止には 耐震ゲルなどをかませておく方法もあります。
L字金具も 耐震ゲルも 安いものですから ぜひ地震対策をしておきましょう。
これは日曜大工レベルで 十分です。

 

帰省は 年内に移動とは 限りません。
我が家でも、元日に移動して帰省した家族も多いです。
おせち料理に飽きた時のために もみじ饅頭を用意しました。
やまだ屋の もみじ饅頭 もみじファミリーと レモンもみじのバラ。
ekieで元日に買いましたので、お年玉?として しゃもじ と 干支マグカップを もらいました。
こりゃラッキー!
マグカップは私の父親に そのままプレゼントとなりました。

よろしければクリックお願いします。はげみになります。
広島ブログ  

私どもの本が出ます。
出版は1月17日です。
予約受付中。
実店舗での予約でも いいですよ。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売)ご予約受付中
https://www.kinokuniya.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?qs=true&ptk=01&q=%E5%9C%A8%E5%AE%85%E7%B7%A9%E5%92%8C%E3%82%B1%E3%82%A2%E5%8C%BB%E3%81%8C%E5%87%BA%E4%BC%9A%E3%81%A3%E3%81%9F+%E3%80%8C%E6%9C%80%E6%9C%9F%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%AE%85%E3%81%A7%E3%80%8D%EF%BC%93%EF%BC%90%E3%81%AE%E9%80%9D%E3%81%8D%E6%96%B9

出版社内容情報
広島で長年、在宅緩和ケアの革新的な取り組みをおこなってきた医師が、患者との出会いから看取りまでの数々のストーリーを紹介。「医療と関わりたくない」「自宅に帰りたい」「好きなものを食べて死にたい」など、さまざまな希望を聞き取り、それを叶えたり叶えられなかったりしながら亡くなっていく人たちの話を綴りながら、どうすれば在宅緩和ケアにつながれるのかがわからずに途方に暮れている家族たちにも必要な情報を伝える。
***

アマゾンを利用される方のために。
アマゾン
在宅緩和ケア医が出会った 「最期は自宅で」30の逝き方 (光文社新書) 新書 – 2024/1/17
髙橋 浩一 (著) 予約受付中
https://www.amazon.co.jp/dp/4334101992

公民館での講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。

 

第5回 広島市防災セミナー 広島家族。 みんなで上げよう防災力
日時
令和6年1月14日(日)
13:00~15:20 (開場:12:00)
会場
東区民文化センター
(広島市東区東蟹屋町10番31号)
募集期間
令和5年12月1日(金)~令和6年1月9日(火)
定員
540名(申込制・先着順)
参加費無料
https://radio.rcc.jp/2024/bousai/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です