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三遊亭歌之介 独演会

2009年01月30日  
ブログ掲載の日程が少し前後する場合がありますが、御容赦ください。

1月24日(土)、広島県医師会産業医研修会
「メンタルヘルス」実地研修 を受講してきました。

自殺が年間3万人を超えており、
とくに働き盛りの自殺が増加している状況ですので、事態は深刻です。

研修会参加希望者が予想よりかなり多かったため、
予定のグループワークができず(部屋が狭いため)、
全体での講習会に変更となりました。
昨日の佐伯先生の後半部分に、抗うつ薬や抗不安薬などのお話がだいぶ出てきていましたので、2日連続しての講習会を受けているような内容でもありました。
それだけメンタルヘルスというものが重視されているということでもありますし、
「癌だから」、 「職場だから」、
といって ことさら分ける必要もない という印象を受けました。

三遊亭歌之介 独演会

2009年01月29日  

このブログでは硬軟おりまぜていきたいと思っています。
で、今日は落語の話。

院長略歴で御紹介したとおり、落語が好きです。
東京へ学会や研究会で出張した時には、夜は落語を
ききにいく、というのが楽しみとなっています。
いつもは新宿末広亭か上野鈴本演芸場にでかけています。
でも開業したからには、東京に行くチャンスは少なくなるでしょう。

さて、1月29日(木)は三遊亭歌之介独演会に行ってきました。
たいていの落語会や演奏会は18:30開演ですので、私の場合には
土日祝日か木曜日しか 確実に間に合う日はありません。
他の日の公演は、遅れる可能性が高いため申し込めないのです。
ですから木曜日の公演というのは非常にありがたいチャンスなのです。

歌之介さんの落語を聞かれたことがありますか?
もしなければ、ぜひ一度 足をお運びください。
私の妻の言うことにゃ、「どこまでが本当で、どこまでがネタか
わからない、すごい話芸」。誰にもマネできない独特のものがあります。
「平成の爆笑王」という称号も さもありなん。
本日も爆笑の渦のなか、中入りなしのぶっとおしで
2席演じました。
1席目は「てんしき」。歌之介の話芸と下ネタは、
非常によくマッチして抜群の面白さとなりました。
2席目の演目は伏せておきましょう、全部紹介すると
ネタばれで楽しみがなくなる人がいるといけませんので。
その中でエピソード(ハプニング?)を一つ。
爆笑の合間の、とてもしんみり、涙もろい人なら涙目になる、
という静かな場面で、会場に携帯呼び出し音が5回、6回と・・・。
その人が携帯を切るためポケットかカバンから携帯を
取り出す時に音量は最大になり、会場に響きわたってしまいました。
その携帯音を歌之介さんが演目にからめて見事にフォロー。
その見事な即興に会場拍手喝采のうちにクライマックスへ。
明日からも笑って生きていこう、健康に気をつけよう、そして
親孝行をしよう。そう思った楽しいひとときでした。
三遊亭歌之介、オススメです。
(携帯は切るか、せめてマナーモードにしましょうね、みなさん)

がん患者と家族を支える心のケアの基本技術 研修会

2009年01月29日  
1月23日(金) 県立広島病院で開催された
「がん患者と家族を支える心のケアの基本技術」
~コミュニケーションスキルと向精神薬処方のあり方~
という研修会に参加しました。
講師は広島大学准教授 佐伯俊成先生です。
佐伯先生の講座を受講するのは本年度だけで3回目ですが、
毎回新たな感動があります、すばらしい!
佐伯先生の講演に参加する機会があるならば、ぜひご参加ください。オススメの先生です。
全部はご紹介できませんので、ごくごく一部のみ まとめます。
がん患者さんへの情報開示は、「悪い知らせ」のことが多い。
同じ情報を伝えるにしても、伝え方が大切である。
コミュニケーション能力が問題なのである。
これらに関連するさまざまな内容が展開されていきます。

とくに若い先生、研修医の先生などに聞いて欲しい内容です。
詳しい講演内容は佐伯先生の講演会でお聞きになってくださいね。
なお、私どもは こうした医療者向け講演・講習会のみでなく
一般市民に科学技術をわかりやすく伝えるための
日本科学未来館 科学コミュニケーターの養成講座も修了しております。
http://www.miraikan.jst.go.jp/linkage/training/
先端医療・医学・薬学も、科学の一分野といえます。
こうしたトレーニングは今も日々おこなっておりますので、
わからないことは何でも遠慮なく質問してくださいね。
(院長略歴を御参照ください)

乳がん検診講習会を受講しました。

2009年01月25日  

平成21年1月19日に開催された乳がん検診講習会(広島県医師会主催)を受講しました。
以下に簡単にまとめます。

女性のがんの年代別死亡数では、30歳代、40歳代、50歳代の1位は乳がんなのです。
(2004年厚生労働省:人口10万人あたり)
妻であり、母であり、職業人でもある、そうした年代の女性のがん死亡第1位ですので、大変なことです。

乳がんを早期に見つけるためには、まずはマンモグラフィという検査を受けてください。
「視診・触診だけ」の検診 ではダメです。
欧米に比べ、日本ではマンモグラフィの受診率がまだまだ相当低いのです。
エコー(超音波)検査やMRI検査をどうするのか、検診にどう組み込んでいくのかという議論もありますが、
「まずはマンモ検診を受診する人を増やすのが先だ」、
ということなのです。

また、自分で自分の癌を見つけ出すことのできる数少ない癌の一つですので、乳がん検診を受診したさいに乳房自己検診のやりかたを教わってくればよいですね。

乳がんに対しては、「オール広島」体制で取り組もう、ということで体制作りがすすんでいます。

当院は「緩和ケア」「抗ガン剤治療・抗ガン剤治療の補助療法」「在宅療養」という面で参加していきたいと思っています。

ブログ開設のごあいさつ

2009年01月24日  
折口内科医院のブログを開設しました。

日々のニュースなどのうち、医師の目から見た感想など私どもの思いをお伝えできれば、と思います。

医院HPと同様に、ブログもよろしくお願い申し上げます。

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