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サカスタの経済効果、すごいですね

2024年02月24日  

サンフレッチェ、2-0の勝利、よかったですね!
サッカーはあまり点が取れないスポーツなので、2-0というのは 最高ではないでしょうか。
これからの地元戦が楽しみですね!!
これまでと違うのは
試合後、紫のバッグやマフラーをした自転車が 街中を走っていること。
たとえば吉島や江波、観音からは マツダスタジアムよりサカスタのほうが 近いです。
徒歩でも自転車でも行けるようになりました。
また
本通りなど やはり紫色の大勢の人が 歩いておりました。
飲食店から出てくる家族連れも見ました。
飲食店などへの経済波及効果は 昨年までとは 比べ物にならないほど 大きいと思います。
街中スタジアム、盛り上げていきましょう!

 

昨日は広島市医師会 夜間急病センターで勤務でした。
インフルエンザ流行中の祝日なので、大混雑を覚悟していたのですが
そこまで患者さんは多くはありませんでした。
インフルエンザBが多いですが、 コロナでもインフルでもない方も多いです。
そのうちのかなりの部分は 感染性胃腸炎で、 「思い当たる物として、カキ食べました」なんていう方もおられます。
熱と下痢がおさまるまで、水分摂取で乗り切るしかありません。

前日の患者数は多かったそうで、インフルもコロナも多かったそうですので、
「感染症は下火に」という判断は早計です。
手洗い手洗い手洗い、よろしくお願いいたします。
私たちから言わせると まだまだ手洗いが不十分ですよ。
そしてまた、
誰もいない場所で マスクをつけている人もかなり見かけますが、
それは感染予防には全く意味がありませんよ。

 

さて、昨日は
周防大島町 防災講演会に出席してきました。

演題: 大震災における釜石市の教訓から
「危機への対応」~人的被害をゼロに!~
講師:岩手県釜石市 佐々木 守 氏
場所:山口県大島防災センター

吉島圏域の災害対応BCP勉強会を重ねてくるうちに、
台風・大雨・洪水、直下型地震、新興感染症 については
地域で何とかしのげるような見通しが立つ状況になってきたと思います。
医療機関は連携して動きます、この連携の動きは 吉島圏域は強固になってきています。

私が個人的に どうしても不安が払しょくできないのが 東南海地震の津波高潮被害です。
どう考えても 今のままの体制では 想定通りの津波浸水したならば
数百人・数千人の死亡者が出ます。吉島圏域だけで。
そこで、「地震の津波」 に 的をしぼって 防災の講演会が聴きたいと思っていましたので
周防大島町の防災講演会に出席させていただきました。
広島ブログに 周防大島商工会のブログが参加されており、そのブログでこの講演会を知った次第です。
広島ブログさん、ありがとう!

 

大島町には防災センターが整備されています。
地震津波実感シミュレーターも設置されています。
こどもたちの防災教育に いいですね!
広島にも作ってほしいです。
なぜ周防大島は 地震・津波への防災の危機感が高いのか。
それは かつての東南海地震(安政地震、1854年)で 海抜16メートルまで津波が押し寄せた、という記録があるからです。
島内の各地に 津波の石碑、言い伝えがあるそうです。
次の東南海トラフ大地震のときの津波を警戒するのは 島民として・行政としては 当然のことでしょう。
ちなみに、16メートル級の津波が押し寄せれば、上関原発も伊方原発も 全滅すると思われます。

佐々木さんは、釜石市で防災を担当する行政職員でした。
救えなかった命がある、ということに 行政の責任者としての後悔と反省と、わかったこと。
それを 市民にも行政にも 伝えていく。
そういう活動をされています。

 

とくに勉強になったこと。
1:ハザードマップは 信じない。
ハザードマップというのは あくまで 1つの試算です。
「自分の家は危険地域に入っていないから 避難しなくても大丈夫」、とか
「バザードマップで被害の小さい地域なので 避難しなくて大丈夫」、
と 思って 避難せず、被災してしまった方も多い。
大災害時には 想定を超えた被害が生じる可能性があるのです。
「うちは大丈夫」と思わせる誘因になるのであれば 「ハザードマップを信じるな」、と伝えたほうが 命が守れる。

2:避難訓練や 個別避難計画のようなものは 全く役に立たなかった。
避難訓練をやったところで、誰が参加してくれているでしょうか。
町内会の役員さんや いつものメンバーばかり。
みんなが参加してくれる避難訓練でなければ 災害時には役立たない、意味がない。
しかも、
「みんなが実際に避難する場所」に逃げる避難訓練でなければ 意味がない。

ある地区では、一次避難所ではない場所へ逃げる「避難訓練」をやったそうです。
高齢者が多いので、高台に逃げる訓練はしんどい。
訓練は近場でおこなっておこう・・・。
その結果、震災時に 本来の避難場所でない場所にも 避難者が押し寄せ、大混乱となった。
その多くは 津波に襲われ亡くなられたそうです。
やはり 本来の避難場所に逃げる避難訓練でなければダメだ。

寝たきりの方など「災害弱者」には 個別避難計画が策定されていました。
民生委員さんと町内会長さんとで 避難させましょう、と。
ところが 民生委員さんも高齢者であり、弱者とも言えます。
その方を助けようとして、結果 民生委員さんともども命を落としたケースもあったそうです。
そのようなことは あってはならない。

この話、続きます。

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2月24日(土)益田市で公開講演会があります。
もし益田近辺にお知り合いがおられたら ぜひお伝えください。
https://songenshi-kyokai.or.jp/chugoku/archives/448

 

1月17日、私どもの本が出ました。

紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売) 電子書籍もあります
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334101992

公民館での講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。

 

【業務連絡】医師募集。
内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
私たちといっしょに在宅医療やりませんか?
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【おまけ】
当院では 春レク、夏レク 等で、職員のカープ観戦をおこなっています。
今年からはサンフレ観戦も おこないます。(予定ですが、ほぼ確定)
カープ、サンフレファンの医師のかた、当院に就職すれば いいことありますよ。

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