ブログ

ポケットに手を入れて歩く医師

2014年11月15日  

寒いですね。
寒くなってくると
診察時に、診察の手をあたためておくように
気をつけています。
ポケットに手を入れて温めておくわけです。

当方の似顔絵、
そういう意味で よく描けているな、と思います。
往診時には白衣は着ていないので
実際には白衣ポケットではなくズボンのポケットに
手を入れているわけですが。

今シーズンは、使い捨てカイロを買いに行く時間がなくて
昨日ようやく手配しました。
使い捨てカイロをポケットに入れ
それで手を温めながらの往診です。
けっして「ポケットに手を入れて歩く失礼な医者」
ではありませんので
御理解ください。


ついでに御紹介しておきますと
医師が白衣の前をはだけて白衣をなびかせてさっそうと歩く、
というイメージがあるか、と思います。
これはドラマなどのイメージの世界です。
もしかしたら若手医師の中には
そういう格好で歩いている人もいるかもしれませんが
中堅以上では少ないと思います。
当方が基幹病院で研修医指導していた時には
服装はきちんとすること、
ということは 指導しておりました。
人と人とが向き合うわけですから
失礼のない服装をするのは基本ですよ、と。


それとは別に
大学院や博士論文で実験をおこなった人であれば
白衣の前をはだけて歩く、
なんてことは まずない、と考えてよいです。
服の袖やすそが何かにひっかかって倒したりすると
実験がパーになってしまったり、
薬品が自分にかかってしまう危険性もあります。
きちんとした服装が自分を守るのです。
その習慣づけが出来ますので
きちんと実験に取り組んだ経験のある医師というのは
白衣をヒラヒラさせて歩く、なんてことはしません。


アロフトのモーニング。先週です。

P1000114.JPG

★インフルエンザ情報
長崎県で流行入りのレベルになっています。
当方のかかわる老人施設では
ほぼ全員にワクチン接種終わりました。

コメントは受け付けていません。