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医師2名体制になりました

2018年04月4日  

カープ連勝、いいですね!
起用された選手が日替わりで活躍。
チーム全体が盛り上がりますね。
今日は高橋昂也投手です、応援しましょう!

さて、
当院の新体制についてお知らせです。
今月から医師2名体制となりました。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

住み慣れた場所で最期まで、という場合に
では土日や祝日に看取りとなった場合には どうするんだ?
という問題点がありました。
もし学会や冠婚葬祭などで広島を離れている時に看取りになったら・・・。

この解決策には3つあって、
1つは (一人医師のクリニック院長は)旅行にも行かない、酒も飲まない、という方法です。
実際に私の知っている在宅専門クリニックの院長 おふたかたは
どこにも旅行など行ったことがない、アルコール飲んだことがない
という生活を何年も続けてきておられました。
しかし、これでは長続きはしませんし、他の医師に同様の労働状態を求めることは出来ません。
学会出張は無しでいいとしても
冠婚葬祭にても広島を離れられない、というと
それは果たして人間的な生活なのか? ということです。
たとえば娘の結婚式に親として参加できない、というのは
そこまでの拘束を強いられる状況はおかしいです。
このような「全力疾走型の在宅医療」は せいぜい数年間しか持続できません。
在宅医療に取り組む医院が増えなかった理由です。

2つ目の解決策は、
一人医師クリニック同士が連携して分担すること、です。
しかし、在宅医療へのスタンス・比重が各クリニックによって異なりますし、
分担をどのようにおこなうとよいのか、実務としては非常に難しい。
実際に「機能強化型の在宅療養支援診療所 連携型」という制度がありますが
連携型はうまく行っていません。
今回の医療費改定では
「在宅療養支援診療所でない診療所が連携して24時間対応」にコストがつきましたが
これもうまくいくとは言えません。
そもそも24時間電話対応すらおこないたくないので在宅療養支援診療所になっていないわけですから
その診療所が連携して24時間、というのは最初から無理な話です。

3番目の解決策は 医師を複数体制にすること、です。
現実的な解として、当院は医師複数体制を構築することとしました。

当分の間は、院長の往診・訪問診療に密着同行いたします。
在宅医療に慣れていただいてから 具体的な業務分担を考えることになります。
また、
複数医師体制のクリニックが中心となって地域の連携をすすめていく、という構想になります。
今後の地域医療介護の連携に さらに大きな役割を果たしたいと思っております。

今回 着任されたのは女性医師です。
女性の患者さんや御家族のなかには
男性医師には相談しにくかったこと、などもあったでしょう。
どうぞお気軽になんでも御相談ください。

春の和菓子
笹屋伊織 よもぎ餅、桜道明寺
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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