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広島市中区 医療・介護連携研修会

2017年02月16日

朝は寒いですね。
今日明日は昼は暖かくなる予報だそうです。
土曜日からは また冬の寒さだとか。
気温の変化が激しい予報ですので、用心しましょう。
スギ花粉症の方は、みなさん症状が出そろってきています。
舌下免疫療法は 花粉シーズンが終わった6月から 新規の方は開始できます。

昨日は広島市中区 医療・介護連携研修会、交流会に出席してきました。
講演:成年後見制度申立と契約手続き並びに財産管理
講師:広島総合法律会計事務所 弁護士 小田清和 氏
その後、意見交換会、名刺交換会がありました。

成年後見制度については
裁判所のホームページに資料が出ています。
御活用ください。
成年後見制度~詳しく知っていただくために
成年後見制度を利用される方のために
など
http://www.courts.go.jp/about/pamphlet/

現在、400万人以上の認知症の方がいる、とされています。
現時点で成年後見制度を活用しているのは20万人程度だそうです。
家族関係者が成年後見を担当するのが約5割、
第三者が成年後見を担当するのが約5割、だそうです。

中区医療・介護連携研修会の参加者は119名。
医師、歯科医師、薬局、行政、地域包括支援センター、病院の病棟看護師・連携室・支援室・ソーシャルワーカー、訪問看護、ケアマネージャ、デイサービスなど 多くの職種が顔の見える関係を作ります。
中区は医師の参加が多いのが特徴だそうで
37名もの医師の参加がありました(医師会理事の医師も含めると50名です)。

今後は「顔の見える関係づくり」から
さらに深いステージに進んでいきますよ。

先日 三越に行きました。
バレンタインデーのチョコが目的ではありません。
PAUL の タルト
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★インフルエンザ情報
2月14日付、広島市では5校の学級閉鎖が出ています。
外来を受診されるインフルエンザ患者は 再度増加しているような印象もあります。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

バレンタインデーの風景

2017年02月15日

昨日は、バレンタインデー。
往診・訪問診療で市内を走り回っておりますと
面白い光景に出会いました。

まず、うちの近所で。
チョコをもらった小学生の男の子に、一緒に帰る途中の子が興味津々、
「見せて、見せて」とまとわりついている。
ゴディバの包装でしたよ。
高級品をもらったのでしょうか?

十日市付近で。
小学生の女の子が二人、
車の陰に隠れて、誰かこちらに来るのを待っている。
その視線の先を見ると、信号待ちをしている自転車の男の子。
うんうん、その気持ち わかるわかる、と緩和ケア薬剤師。
ほほえましいですねえ。
信号がかわり、私たちの車は発進しました。
このあと 無事にチョコを渡すことは出来たのでしょうかね。

バンホーテンのチョコレート
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★インフルエンザ情報
2月13日付、広島市では15校の学級学年閉鎖が出ています。
安佐北区の志屋小学校は 休校です。
まだまだ流行は衰えません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

在宅生活にリハビリは重要

2017年02月14日

中区は晴れです。
寒いですが、雪は降っていません。
インフルエンザは流行中で
昨日はB型陽性の方も受診されました。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

昨日は 吉島圏域多職種連携会議の運営小委員会に出席してきました。
吉島圏域の多職種連携会議は
100名を超える参加者となっています。
研修内容も、懇親会・情報交換会も
いろいろ毎回 新たな試みをおこなっています。
飽きないように、と。

次回は 「リハビリ」を主テーマにしたいと考えております。
住み慣れた家、住み慣れた場所で最期まで暮らすためには
歩いてトイレに行けること、がポイントだったりします。
じつはリハビリが重要なんですよ。
在宅リハビリ。

次回以降の委員会で企画を練っていきますが、
次回の連携会議もぜひ楽しみにしてください。

ミュシャ展のおみやげ チョコレート缶
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

イカの解剖

2017年02月13日

広島はそこまで雪は降りませんでした。
山陽エリアというのは温暖で住みやすい地域です。

昨日は広島市医師会夜間急病センターの 待機当番の日でした。
もし患者数が非常に多ければ
臨時に診察のお手伝いに行く当番。
いつでも出動できる体制で準備しておきます。
しかし、依頼の連絡はなく、無事に待機時間終了となりました。
インフルエンザ流行はピークをすぎたみたいですね。

昨日の昼は、ボランティア活動として
青崎公民館「イカの解剖」の指導助手をおこなってきました。
今の小学校では、解剖を教えることのできる先生がいなくなっています。
私たちの子供のころは フナの解剖、
その後は はまぐりの解剖、
なんていうのが小学校の定番だったのですが
今では解剖実習をおこなうのが難しくなっています。

イカには、不思議なことがいっぱいあります。
こどもたちが自然科学に興味をもってくれるように
少しでも できる範囲で 活動をおこないたいと思っています。

今週の花
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

【研究会のお知らせ 大分】
医療、看護、介護、福祉の関係者の研究会ですが
以下に御紹介するようなテーマで 地方(大分)でも開催される時代になっています。
ご参考までに。

“老い”をテーマに研究集会を開催します。
超高齢者社会で、老いていく親をどう見て行くのか、また、老衰の医療介護をテーマに
下記の内容でシンポジウムをします。
興味ある方は御参加ください

日本死の臨床研究会九州支部 第40回研究集会
テーマ:『老いていく親』

日時:2017年3月4日(土)13:30~16:50 (13:00開場)
会場:ホルトホール大分 大会議室(3F)、JR大分駅上野の森口徒歩1分
実行委員長:寺町芳子(大分大学医学部看護科 教授)・山岡憲夫(やまおか在宅クリニック 院長)

Ⅰ)基調講演(13:35~14:35)
『老衰への医療が変わる』
石飛幸三さん(特別養護老人ホーム 芦花ホーム 常勤医)
Ⅱ)シンポジウム(14:45~16:40)
講演1 『親の老いと共に歩み、家族として介護職として生き抜くこと』
荒川 千代美さん(NPO法人 みつわ代表、宅幼老所笑びす 施設長)
講演2 『老いていく父の人生の最後を引き受ける娘の覚悟』
志賀 たずよさん(大分大学医学部看護学科 准教授)
講演3 『人生の最終段階における医療 ー本人とご家族の思いー 』
佐藤 愼二郎さん(佐藤医院 院長)
講演4 『科学的思考の医療で「老い」を受容できるか』
田畑 正久さん(龍谷大学 教授、佐藤第二病院 院長)

参加費:学生 500円、支部会員1,000円、非会員(一般)1,500円
参加申し込み・問い合わせ先:日本死の臨床研究会九州支部事務局
TEL&FAX:092(931)2124

http://www.jard.info/_userdata/kyushu.pdf

休日の朝の電話

2017年02月12日

寒いですね。
中区では積雪はありません。
雪に備えて食料を買い込んでおりましたので
この連休は自宅で毎日 鍋です。

さて
昨日は祝日でした。
最近、祝日になると 朝、決まって2-3本、電話が鳴ります。
「今日は診察やっていますか?」
今日は祝日なので日本中どこの医療機関もお休みですよ、とお答えすると
祝日ということを御存知ありません。
調子悪ければ、休日当番医を調べて受診するようお伝えします。
祝日だけではなく、日曜日の朝にも かかってくることもあります。

けして高齢者からの電話ではありません。
声からすると、20歳代、30歳代くらいの人からの電話がほとんどです。

なんでだろう?
考えてみてください。

私が思いましたのは。
おそらく、若い人の中に
「曜日、あるいは休日の感覚がない」人たちが増えている。
定職についていない。
友達もいない、友達と会いに出かけることもない。
新聞も取っていない、テレビ見ない、ニュースに関心がない。
外出しない、旅行しない。
自室で一人、ネット、ゲームで毎日暮らしている。

毎日のパート/アルバイトで 毎日毎日 同じ生活、生きることで精いっぱい。
孤立した生活。
そういう層が確実に増えてきているような気がしています。

そして、さらに言うと
本日、診療をおこなっているかどうか、というのは
ネットで検索すればすぐにわかります。
「スマホを持っているネット弱者」という層であるとも言えそうです。

若い人たちが、これでいいのだろうか・・・。
日本の将来は大丈夫だろうか・・・。

宝船七福神あめ
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

のど飴とドーピング

2017年02月11日

今朝の中区、雪はまったくありません。
車も問題なく走っているようです。
橋の凍結には注意しましょう。

昨夜は、広島市医師会 夜間急病センターで勤務でした。
患者数もピークすぎており、
インフルエンザ患者も減ってきています。
とは言っても、連日 10人以上の検査陽性が出ております。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

この時期、のど飴を利用される方も多いでしょう。
南天のど飴(等)には、ドーピングに該当する成分が含まれています。
スポーツする人は 気をつけましょう。

のど飴の成分、禁止薬物に 不使用の龍角散名指しデマも
朝日新聞デジタル2017年1月11日
http://www.asahi.com/articles/ASK1C6J7BK1CUTQP026.html

どの商品が該当し、
どの商品は大丈夫なのか。
これはウワサやネット拡散情報ではなく
各社のホームページで確認するように習慣づけましょう。
「一次情報(=もともとの情報)を確認する」
という習慣が
ネット時代にはとても重要なこととなっています。

南天のど飴 はちみつレモン風味
わが家でも 南天のど飴、よく購入しております。
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★インフルエンザ情報
広島市の患者発生のグラフでも
先週より今週が少なくなりました。
ピークを過ぎつつありますかね。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

溝にはまらない手押し車

2017年02月10日

現在の中区は晴れ。
雪はチラチラ程度で、道路も乾いています。
橋の上では凍結に注意しましょう。

昨日は、吉島病院オープンカンファレンスに出席してきました。
講演:特発性肺線維症の分子病態から考える治療戦略
講師:県立広島病院呼吸器内科 石川暢久 先生
要点
肺線維症の遺伝子検査がすすみ、
炎症性疾患・リウマチ性疾患というよりは
慢性白血病に近いパターンとわかってきた。
ステロイドなど抗炎症薬ではなく、今後は抗がん剤・分子標的薬が試みられるであろう。
画像検査、肺機能検査だけでは重症度診断は困難で
6分間歩行試験が重要である。
これは難病申請の時にも重要なポイントとなる。
***

呼吸器疾患のなかでも肺線維症というのは難病です。
今では進行をゆっくりにする薬もあるので
しっかり診断をすることが重要です。
呼吸器内科の専門医に御相談ください。

さて、
手押し車、というのは 便利です。
歩行器がわりになるし、
荷物も載せて運ぶことが出来ます。
しかし、タイヤが溝にはまる、という危険性がある。

手押し車の女性、列車がはね死亡 踏切の溝にかかり転倒
朝日新聞デジタル2017年2月10日
http://www.asahi.com/articles/DA3S12789954.html

広島市内でも電車軌道がありますので
同じような状況がおこることは 考えられます。

どうすればいいのだろうか、と考えてみました。
線路の溝の幅よりも、タイヤが十分に太ければ
溝にはまって動けなくなる事態は防げる。
どうでしょうか?
非常に太いタイヤの手押し車。
全国に必要なわけではなく、市内電車なり踏切がある地域限定でもいいので
開発・販売されてはいかがでしょうか?

プリンスホテル1階のコーヒーショップにて
ケーキセット
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★インフルエンザ情報
広島県の患者発生のグラフでは
先週より今週が少なくなりました。
ピークを過ぎつつありますかね。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

飲食店は全面禁煙、例外なしで

2017年02月9日

これから雪がふるかも、との予報です。
雪がどうなりますかね?
対策をしっかりおこないましょう。

さて、
2020年の東京オリンピックにむけて
飲食店の全面禁煙が検討されております。
ところが
業界の反対を受け、例外規定を検討している、と報道されました。
小規模なバーなどは全面禁煙でなくてもよい、と。

どの店が喫煙可で、どの店が禁煙なのか。
店側も、客側も わかりにくいので
例外規定というのは問題を先延ばしにするだけになりそうです。

すでに喫煙者は相当の少数派です。
店がつぶれる、と言うなら
喫煙する人を対象にするより 喫煙しない客に来てもらう店にしたほうが
客が多いわけです。
なぜ客の多い商売にしないのか、その論理が理解できませんよね。
経営センスがない店は、いずれつぶれていくのではないでしょうか。

全面禁煙は経済損失と考える人の残念な論理
東洋経済オンライン 2017年1月20日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170120-00154408-toyo-soci&p=1

全ての店が全面禁煙になれば
「仕方ない、禁煙するか」と 禁煙に踏み切る人も多いでしょう。
しかし、一部でも喫煙できる店が残るというなら
禁煙に踏み切る決心がつかない人も出てくる。
禁煙の決意を支えるには、という視点も大切です。

飲食店の建物内禁煙の後退は愛煙家の決断を鈍らせる
エキサイトニュース 2017年2月8日
http://www.excite.co.jp/News/health/20170208/HealthPress_201702_3_161.html

喫煙による健康被害を防ぐには
一日も早く禁煙に踏み切っていただくことが必要です。
その視点でいうならば
例外は一切なし、で全面禁煙をしていただきたいものです。

元宇品のグランドプリンスホテル
ランチバイキングは満員で、相当待っていただくようになります、
と言われたので(少年団活動のあと、予約なしで ふらっと立ち寄ったため)
1階コーヒーハウスでケーキセットにしました。
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★インフルエンザ情報
ピークを過ぎつつありますかね。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

オギロパン

2017年02月8日

昨日は寒かったですね。
往診・訪問診療でも
しっかり暖房されている御家庭が多かったです。
今週は これから雪模様になるかも、とか。
用心しましょう。

先日ご紹介した 花粉症にともなう果物アレルギー ですが
日本医師会からの今月の送付物の中にありました。
サイズがちょっと大きかったので
縮小コピーしてから取り込みしております。
スギ花粉症の人はトマトのアレルギーがあるかも。

創業大正7年 老舗のオギロパン
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★インフルエンザ情報
2月6日付、広島市では14校の学級・学年閉鎖が出ています。
ちょっとピークを過ぎつつありますかね。
手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます。

【福山市 びんご圏域地域包括ケアチャレンジフォーラムのお知らせ】
2月11日(土)13時00分~16時05分(開場12時30分)
会場:広島県民文化センター福山 ホール(福山市東桜町1-21)
○講演「迷子にならないための地域包括ケアシステムの作り方」
講師:岩名礼介氏(三菱Ufjリサーチ&コンサルティング(株)上席主任研究員)
○事例報告
福山市・府中市・笠岡市
○パネルディスカッション
・ファシリテーター:岩名礼介氏
・パネリスト 福山市・府中市・笠岡市

どなたでも参加可能
※定員530人
◆事前申込要
チラシ2枚目の申込先(お住まい又は勤務先のある市町担当課)へFAX又はメールでお申込みください。
※当日参加も可能です
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/227964.pdf

これは面白そうな講演です。
でも、土曜日のこの時間では、私たちは無理です。
広島市でもやってくれませんかね?

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吉島病院地域まつり

2017年02月7日

昨日は 診療報酬(=レセプト)を作成して、オンラインで送付。
それからデータのバックアップをおこないました。
作成に10分、オンライン送付に5分、バックアップ作成に20分。
毎月の定例行事ですが、以前に比べ非常に簡単になっています。

さて、
地域包括ケアは次の段階に進もうとしています。
そのためのヒントになる本を、読んでいます。

自分たちで創る現場を変える地域包括ケアシステム
~わがまちでも実現可能なレシピ~
ミネルヴァ書房

地域の中で
私は、私の所属する組織は(=医療機関、など)
どういう役割を担っていくべきなのか。
それが果たせない組織は 地域に必要とは言えません。
それは病院であっても同じこと。

地域の連携も、次の段階にすすみますよ。

珈琲館 八丁堀店 スクランブルエッグのモーニング
私たちが行った時、30秒おきに客がはいるような状況で
あっという間に満席になりまして。
はやっているのは、よいことです。
注文の品がなかなか来ない、とか 違うものが来た、というのは御愛嬌。
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★インフルエンザ情報
新しい情報はありません。

【吉島病院地域まつりのお知らせ】
3月4日(土曜)13:30から吉島福祉センターにて
参加無料
講演:骨粗鬆症 講師:整形外科 下垣浩一先生
健康チェック
リハビリ体操
落語
おもちゃくじ
バルーンアート
そば試食会など
子どもからおとなまで楽しめます
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吉島病院ホームページ
http://www.yoshijima-hosp.jp/

082-241-6836(代表)

和平会・診療についてのお問い合わせはこちら
平日午後(診療時間内14:30~18:00)